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11日に線状降水帯が相次いで発生した熊本県。厳しい暑さのなかで、復旧が続けられています。
清掃会社スタッフ
「(Q.何時から作業)午前7時くらいから。(Q.30度を超えるなか、湿気もある。作業で大変なのは)午前中は曇っていたので涼しかった。1〜2時間前から暑さは出てきた」
「(Q.何時から作業)午前7時くらいから。(Q.30度を超えるなか、湿気もある。作業で大変なのは)午前中は曇っていたので涼しかった。1〜2時間前から暑さは出てきた」
こまめな水分補給が欠かせませんが、被災地では、いまも断水が続いています。
美里町の給水所で出会った三浦さん夫婦。猛暑のなか、水が一杯に入ったタンクを自宅まで運ぶのは、ひと苦労。断水が続き、流しには、片づけられない食器が積み重なっていました。
三浦ミサコさん(88)
「(水が)きのうから出ない」
「(水が)きのうから出ない」
お盆は、孫たちが遊びに来るのを楽しみにしていました。しかし、その願いは叶いませんでした。
三浦ミサコさん(88)
「(Q.毎年、お盆は)子どもたちが帰ってくる。名古屋から、きのう帰ってくるつもりだった。来れなくなって、そのまま。(Q.お盆に直撃するとは)思いもしなかった」
「(Q.毎年、お盆は)子どもたちが帰ってくる。名古屋から、きのう帰ってくるつもりだった。来れなくなって、そのまま。(Q.お盆に直撃するとは)思いもしなかった」
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お盆休みを前に、懸命な捜索活動が続いています。
熊本市で2人が、いまだ安否不明です。
甲佐町では、土砂崩れに巻き込まれ、心肺停止で見つかった男性の死亡が、12日、確認されました。また、八代市では、用水路に転落した車の中から、心肺停止で発見された女性の死亡も確認されました。
復旧作業が続いていますが、13日以降は、さらに暑さが厳しくなり、猛暑日が予想されています。
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熱中症から命を守るために欠かせないエアコン。しかし、被災地では故障が相次いでいます。その原因が、室外機の浸水です。
住民
「きのう夜、初めて使って、最初は、ちょっとよかったけれど、10分くらいで切れて、使えなくなった。修理も頼んだけど『相当、日にちがかかります』と」
「きのう夜、初めて使って、最初は、ちょっとよかったけれど、10分くらいで切れて、使えなくなった。修理も頼んだけど『相当、日にちがかかります』と」
修理業者には、依頼が次々と舞い込んでいました。
市内の整骨院に向かいます。
整骨院では、床上浸水の被害を受け、片づけの真っ只中でした。
建物と塀のわずかな隙間での作業。容赦ない暑さが、追い打ちをかけます。
部品の交換が必要になれば、修理は長引いてしまいます。
絆電気商会 高木克憲代表
「お盆で配送が止まっているので、時間がかかる。最悪なタイミングで」
「お盆で配送が止まっているので、時間がかかる。最悪なタイミングで」
幸いにも、大きな故障はなく、エアコンは1日で復旧しました。
熊本北整骨院 小松智紀さん
「久々に汗が引くような感じ。ほっとした」
「久々に汗が引くような感じ。ほっとした」
絆電気商会 高木克憲代表
「(Q.依頼が殺到してるが)きつい、全部に応えるのは。喜んでもらえるのが一番。やりがいになる」
「(Q.依頼が殺到してるが)きつい、全部に応えるのは。喜んでもらえるのが一番。やりがいになる」
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