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万博の閉館時間帯に突然、メインの交通手段がストップしました。地下鉄の大阪メトロが停電で運転を停止したため、帰れなくなった客は「スタッフや警察官も混乱していた」と疲れた様子で現場の状況を語りました。
電車ストップでスタッフも混乱
13日午後10時ごろの万博会場には、見渡す限り人の姿がぎっしり。奥には、救急車のランプも確認できます。一体、何があったのでしょうか。
アナウンス
「こちら、すぐ開放にはなりませんので、危ないので戻っていただく形でお願いいたします」
「こちら、すぐ開放にはなりませんので、危ないので戻っていただく形でお願いいたします」
午後9時30分ごろ、大阪メトロ中央線・コスモスクエア駅が停電。この影響で、中央線全線が運転を見合わせる事態に。万博からの帰宅ラッシュを直撃しました。
万博のホームページを見ると、最寄り駅と書いてあるのは夢洲駅のみで、市街地に電車で戻るには、この止まってしまった中央線に乗るしかありません。
東ゲートを出たところで身動きが取れなくなった男性は、こう話しました。
奈良県から来た男性
「(午後9時)45分にゲートを出た。もう人だらけです。蒸し暑いですよ、かなり。倒れて運ばれている人も何人かいるので。救急車がかなりいるんですよ、今」
「(午後9時)45分にゲートを出た。もう人だらけです。蒸し暑いですよ、かなり。倒れて運ばれている人も何人かいるので。救急車がかなりいるんですよ、今」
取材中も、電話からは現場が混乱する様子が聞こえてきます。
会場アナウンス
「会場内にお戻り下さい」
「会場内にお戻り下さい」
奈良県から来た男性
「(Q.今のアナウンスは)会場内に戻れって言ってるんですけど、会場内に戻ってもゲートが開いていないので結局、全く意味ないんですよ。結局、初めての経験でもあるし万博の人も混乱してるので、もうめちゃくちゃですね。警察の方も結局、混乱して」
「(Q.今のアナウンスは)会場内に戻れって言ってるんですけど、会場内に戻ってもゲートが開いていないので結局、全く意味ないんですよ。結局、初めての経験でもあるし万博の人も混乱してるので、もうめちゃくちゃですね。警察の方も結局、混乱して」
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折り返し運転開始も帰宅困難者の姿が
午後10時すぎ、夢洲駅から隣のコスモスクエア駅までの折り返し運転が始まりましたが、駅の中には入れず、午後11時45分ごろにようやく人の流れが動き始めました。
その後、万博会場の東ゲートが開放され、パビリオンには帰ることができなくなった人の姿も。
一夜明け、空も明るくなった万博会場です。中央線も全線で運転を再開しています。
(「グッド!モーニング」2025年8月14日放送分より)
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