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数万匹に1匹と言われる幻の“激レア”クワガタが発見されました。
幻の“激レア”クワガタ
右側のアゴは長いのに、左側のアゴは短い。この謎のクワガタの正体は?
島根県立三瓶自然館 サヒメル 井上雅仁副館長
「右側がオス、左側がメスの、右と左でオス・メスの交ざったノコギリクワガタになります」
「右側がオス、左側がメスの、右と左でオス・メスの交ざったノコギリクワガタになります」
先月中ごろ、島根県に住む虫好きの会社員が発見。多くの人に見てもらいたいという想いから、この博物館に寄贈されました。
なぜ、このような個体が生まれたのでしょうか?
井上副館長
「受精卵の頃、性別が決まる段階で細胞分裂に異常が来して、通常であればオスかメスの一方になるものが、両方の特徴が交ざった個体が発生したと考えられています」
「受精卵の頃、性別が決まる段階で細胞分裂に異常が来して、通常であればオスかメスの一方になるものが、両方の特徴が交ざった個体が発生したと考えられています」
県内で確認された、オスとメスの特徴を合わせ持つノコギリクワガタは今回が初めてだといいます。
この珍しいクワガタを一目見ようと、遠方から来た親子もいました。
父親(47)
「一回も見たことないですね。珍しいものを見させてもらいました」
「一回も見たことないですね。珍しいものを見させてもらいました」
息子(15)
「僕、ちょっと虫が苦手なんで。連れてこられたって感じですね」
「僕、ちょっと虫が苦手なんで。連れてこられたって感じですね」
通常、博物館は生き物の展示はしないものですが、非常に珍しい個体だったため、生体展示に踏み切ったといいます。
井上副館長
「数万匹に1匹と言われていますので、なかなか自然界で目にする機会は少ないんじゃないかと思います」
「数万匹に1匹と言われていますので、なかなか自然界で目にする機会は少ないんじゃないかと思います」
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