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来月1日に市議会で不信任決議案が採決される伊東市の田久保眞紀市長。中学・高校時代の同級生が語る知られざる素顔とは。
「平和を取り戻す」可決の公算
“学歴詐称問題”に揺れる伊東市。30日に開かれた議会運営委員会では、議員19人全員が田久保市長に不信任決議案を提出することに賛同。来月1日の市議会で採決される見通しです。可決された場合、市長は10日以内に市議会を解散するか、辞職・失職するかの判断を迫られます。
伊東市 中島弘道議長
「いよいよ最後まで来たなというような感無量の気持ちです」
「いよいよ最後まで来たなというような感無量の気持ちです」
伊東市 青木敬博副議長
「市民の皆様の平和と安定を取り戻したいと思っています」
「市民の皆様の平和と安定を取り戻したいと思っています」
不信任決議案は全会一致で可決される公算が高まっています。
メガソーラー反対「熱心に活動」
窮地に立たされた田久保市長。番組は東洋大学に進学する前の市長を知る中学・高校時代の同級生を取材しました。
「すごく真面目で大人しくて、決して目立つようなリーダー的な存在ではなかったんですけど」
中学3年生の時に転校してきたという田久保市長。中学校の卒業アルバムには、おさげ姿で、はにかんだ笑顔をカメラに向ける姿がありました。
地元の県立高校に進学すると…。
「高校生になるとちょっとおしゃれっ気も出てきて、当時のはやりの感じの髪型にはちゃんとしていたと思うし、かわいかったと思いますよ」
おとなしい印象はそのままで、成績は良く、まじめで先生からの評判も良かったと言います。
高校卒業後もSNSでつながっていたという男性。田久保市長の活動を応援していたと話します。
「彼女が伊豆高原のメガソーラーの反対活動をすごく熱心に活動していたんですよ。森林伐採して土砂とかが海の中に流れてしまうと、漁業被害に遭うなど被害が実際に出ていたんです。そういった活動をすごく応援していました」
そして、田久保市長が市長選に出馬したときもメッセージを送ったと言います。
さらに、当選を果たした際には同級生の間でこんな会話も交わされました。
「市長になったよね『同級生の出世頭じゃん』くらいは言っていましたね」
「学生時代の田久保さんはおとなしかったので、まさかそこまでそういう活動の中に熱い思いがあるっていうのが、自分の中で彼女に印象がなかったのでちょっと驚きでしたね」
「学生時代の田久保さんはおとなしかったので、まさかそこまでそういう活動の中に熱い思いがあるっていうのが、自分の中で彼女に印象がなかったのでちょっと驚きでしたね」
市長としての活躍を期待していたところに浮上した“学歴詐称”疑惑。男性は複雑な思いを口にします。
「うそをつくような人ではなかったと正直思いたいですし、少なくとも学生時代の彼女はそういう方ではなかったと思います。やはり彼女も伊東の人ですし、街をよくするための行動をとってほしいと思います」
(「グッド!モーニング」2025年8月31日放送分より)
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