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東京都が管理する唯一の水族館「葛西臨海水族園」が大規模リニューアルを開始しました。ドーナツ型の水槽を泳ぐ巨大なマグロなど人気の展示はどうなるのでしょうか?
2200トンの水槽が3000トンに
世界で初めてクロマグロの群泳展示を実現した東京・江戸川区にある葛西臨海水族園。
来園者
「初めてマグロの水槽を見た。すごく迫力があって良かった」
「かわいい!」
「初めてマグロの水槽を見た。すごく迫力があって良かった」
「かわいい!」
陸上と水中の両方からペンギンが見られる展示も人気です。
来園者
「すごく良かった。ペンギンがめっちゃかわいかった」
「すごく良かった。ペンギンがめっちゃかわいかった」
平成元年、1989年に開園。去年は132万人が来園した葛西臨海水族園は、3年後の大規模リニューアルに向けて工事が始まっています。
東京都建設局 小林光輝さん
「(新しい水族園が)建て終わった後に、今の水族園から機能を移していく、そういう手法を取っております。新しい建物ができるまでの間は、今の水族園も営業が可能」
「(新しい水族園が)建て終わった後に、今の水族園から機能を移していく、そういう手法を取っております。新しい建物ができるまでの間は、今の水族園も営業が可能」
特徴的なガラスドームは有名建築家の設計としても知られています。なぜ修復ではなく、建て替えという選択になったのでしょうか?
小林さん
「開園から30年以上経過して、設備や配管の老朽化とか(水槽の)アクリルパネルの劣化などが生じている」
「開園から30年以上経過して、設備や配管の老朽化とか(水槽の)アクリルパネルの劣化などが生じている」
施設全体の設備の劣化に加えて、通路や展示がベビーカーや車いすでは降りられないなどバリアフリーに対応できていないといった課題も浮き彫りとなっていました。
リニューアル後は現在の展示を引き継ぎながらも、緑あふれる施設として生まれ変わります。
来園者
「(リニューアルが)楽しみです。どんな感じになるのか」
「(リニューアルが)楽しみです。どんな感じになるのか」
目玉であるマグロの大水槽は、海中を泳ぐダイバーのような感覚になれる展示空間となる予定で、さらにそのサイズも大きくなります。
小林さん
「現在、2200トンのドーナツ型の水槽でマグロの展示を行っている。それが3000トンの水槽にバージョンアップします」
「現在、2200トンのドーナツ型の水槽でマグロの展示を行っている。それが3000トンの水槽にバージョンアップします」
ペンギンの展示も引き継がれ、シンボルのガラスドームも残される予定です。ただ、年々増加する建設費が課題になりそうです。
来園者
「クロマグロの展示とか、飼育が難しい魚の展示に力を入れてもらいたい。(値段も)リーズナブルなので、そこは今後も生かしてほしい」
「クロマグロの展示とか、飼育が難しい魚の展示に力を入れてもらいたい。(値段も)リーズナブルなので、そこは今後も生かしてほしい」
(「グッド!モーニング」2025年9月2日放送分より)
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