社会

2025年9月3日 12:20

夕方以降関東で線状降水帯のおそれ あすにかけて台風発生&接近 大雨警戒つづく

夕方以降関東で線状降水帯のおそれ あすにかけて台風発生&接近 大雨警戒つづく
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関東 線状降水帯発生のおそれ

午前中は広く晴れていた関東ですが、午後は状況が一変するおそれがあります。

きょう3日(水)の夕方から夜にかけて、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都で線状降水帯が発生するおそれがあると、先ほど気象庁より発表がありました。関東ではよく晴れて気温が上昇するため、午後は大気の状態が非常に不安定となる予想です。平地でも雨雲が発達するでしょう。

関東地方では、あす4日(木)昼にかけて多い所で150mmの大雨が予想されていますが、線状降水帯が発生すれば、局地的にさらに雨量が増えるおそれもあります。また、線状降水帯が発生しなくても大雨となる可能性は十分にあります。

関東で線状降水帯が発生すれば、今年初めてのことです。
低い土地や地下施設への浸水、川の増水や氾濫、土砂災害に警戒し、落雷や激しい突風、ひょうなどにもご注意ください。大雨が予想される時間帯が帰宅時のピークと重なるため、交通の乱れや、道路の冠水などにも警戒が必要です。

台風 あすにかけて接近

きょう午前9時現在、日本の南にある熱帯低気圧は、今夜にかけて台風に変わる見込みです。

熱帯低気圧 進路予想図
熱帯低気圧 進路予想図

あすにかけては九州に接近し、上陸するおそれもあります。その後もあさって5日(金)にかけて、日本の太平洋側を沿うように東に進んでいく予想です。あすは九州や四国、近畿地方の太平洋側を中心に大雨となり、あさっては東海から関東甲信でも雨が強まるおそれがあります。

沿岸部を中心に強風や高波にも注意が必要となりますが、今回の台風は、風の強さよりも、大雨への警戒をいっそう強めていただきたいです。あす以降も、最新の情報をチェックするようお願いいたします。

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