悠仁さま　成年式を終えたことを伊勢神宮で報告

6日の誕生日に成年式を終えた秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さま。8日、伊勢神宮と神武天皇陵を参拝し、成年皇族となったことを報告されました。

悠仁さまは、7日からから伊勢神宮に宿泊されていました。

8日は、まず、衣食住をつかさどる神をまつった外宮に。伊勢神宮の職員や地元の幼稚園児が見守るなか、続いて、内宮へ。内宮は、皇室の祖先とされる天照大神がまつられています。玉串をささげて拝礼し、成年式を終えたことを報告されたそうです。

皇室では、40年ぶりとなる男性皇族の成年式。悠仁さまの父、秋篠宮さま以来のことです。

悠仁さま
「これから成年皇族としての自覚を持ち、皇室の一員としての役割をしっかりと果たしていきたいと思っております」

6日、天皇陛下から贈られた成年用の冠をかぶる『加冠の儀』には、愛子さまも出席されました。愛子さまも皇室を担う成年皇族として充実した日々を送られています。

初めてだった新潟でのご公務も3日目。小千谷市の『錦鯉の里』を訪れました。小千谷市は、錦鯉発祥の地です。そして、復興のシンボルです。

愛子さまは、その後、中越地震で村の全域が孤立した旧山古志村にある交流施設を訪問されました。

そこに飾られていた写真に注目されました。上皇ご夫妻の写真です。

愛子さま
「2週間後くらいですか」

地震から2週間後、上皇ご夫妻はヘリに乗って、上空から被災地を視察し、避難所を見舞われていました。

NPO法人　中越防災フロンティア　田中仁理事長
「『上皇后さまたちが、避難所に来ていただいたときは、みんな力になった』とお話をさせていただいたときに、表情も緩やかにお喜びになっていたような印象を受けた」　

愛子さまは、新潟訪問を終えられ皇居に、悠仁さまも赤坂御用地に戻られたということです。