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「初めて見た」。 “真っ白”に“真っ青”も…。
なぜ同じ漁港で?変わった色のイセエビ見つかる
水槽の中にいる生物。千葉県いすみ市周辺で見つかった“イセエビ”です。
海の博物館 奥野淳兒さん
「イセエビというと通常は赤い生き物だが、今回展示するのは体が白いイセエビ」
「イセエビというと通常は赤い生き物だが、今回展示するのは体が白いイセエビ」
一般的な赤いイセエビと比べると、明らかに違います。
エビ研究歴30年の専門家・千葉県立中央博物館分館の奥野主任上席研究員も次のように話します。
奥野さん
「見たのは今回が初めて」
「見たのは今回が初めて」
なぜ、このような白になったのでしょうか?
奥野さん
「今回のものは目も黒いしイセエビらしい模様も残っているので、アルビノではないと思う」
「今回のものは目も黒いしイセエビらしい模様も残っているので、アルビノではないと思う」
なぜ白いのか分からない謎のイセエビ。白だけではありませんでした。
奥野さん
「今度は青いイセエビが捕れたということで驚いた」
「今度は青いイセエビが捕れたということで驚いた」
同じ漁港から9日に水揚げされた青いイセエビ。
奥野さん
「今回のメタリックな青のイセエビは個人的には初めて見た。こんなことが立て続けに起こるものなのかと」
「今回のメタリックな青のイセエビは個人的には初めて見た。こんなことが立て続けに起こるものなのかと」
なぜ同じ漁港から、次々と“変わった色のイセエビ”が見つかるのでしょうか?
奥野さん
「千葉県の外房は日本でも屈指のイセエビの漁場で、すごくイセエビの数が多いので、色彩変異もとられる確率が高いのかな。今後、また違った色のイセエビが捕れるのではないかと期待したい」
「千葉県の外房は日本でも屈指のイセエビの漁場で、すごくイセエビの数が多いので、色彩変異もとられる確率が高いのかな。今後、また違った色のイセエビが捕れるのではないかと期待したい」
“白いイセエビ“と“青いイセエビ”は現在、千葉県勝浦市の博物館で一般公開中だということです。
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