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SNSで再生数が2000万回を超えるなど、“謎の魚”の動画が話題になっている。
動画では、怖そうな顔をした魚がとらえられていた。撮影者は「歯がある!恐ろしい!恐ろしい!」と叫んでいた。
この魚の正体は、ゴマモンガラ。あまり聞き慣れない魚だが、インド洋から太平洋にかけて広く分布。日本でも関東より南の海で見られ、ダイバーの間ではちょっと厄介な魚として知られている。雑食で甲殻類や貝などを食べるため、太くて頑丈な歯が特徴だ。
実際に遭遇した力丸さんに話を聞くと「『逃げろ!早く上がれ!』っていう言葉に、『えっ何?何?何?』もうとにかく上がろうみたいな。怖かったですね」と当時を振り返った。力丸さんは、2024年に新婚旅行で訪れたモルディブでシュノーケリング中にゴマモンガラに遭遇。
夫が写真を撮ろうと近づいたところ「写真を撮って、ゴマモンガラがちょっと動いたからそれを追いかけちゃって。そうしたらゴマモンガラが怒って、主人にまず攻撃したけどうまくかわして、その近くにいた私にぶつかってきた」という。ゴマモンガラに激突された足は、真っ青なアザになってしまったそうだ。
「足が(地面に)付いていて踏ん張れていたら、もしかしたら骨とかを痛めていたかもしれないぐらいの衝撃。立ち泳ぎみたいな感じで浮いていたので、ぶつかった衝撃で体が倒れて力が逃げた。そんな感じだったのでアザと腫れだけだった」(力丸さん)
必要に追いかけてくるのは卵を守るためと言われ、繁殖期を迎える春から夏の間は特に凶暴になるという。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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