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大阪・関西万博も残り1カ月あまり。閉幕後、施設やパビリオンは、更地にする方針でしたが、一部を会場内に残します。
会場の中央に位置する“静けさの森”が、保存されることがわかりました。この森は、大阪府内の公園などから移植された樹木で作られていて、多くのアート作品が設置されています。“自然とアート、そして人のつながり・共鳴から未来や命を感じる”というのが、この森の理念です。
今回、万博終了後、プロジェクトの理念を継承し発展させるために、新たな法人の立ち上げが進んでいることがわかりました。
準備中の法人は、万博のテーマ事業プロデューサー・宮田裕章さん、大屋根リング設計者の藤本壮介さんが、代表を務めるということです。
テーマ事業プロデューサー 宮田裕章氏
「大きな熱狂のなかで、多くの人が、いろんなことを感じていると思うんですが、未来にどうつなげていくかというところも、すごく重要な本質なので、この場所に生態系を紡ぎながら、ここに関わってくださった人、新たな関わりを希望してくれる人たちと、一緒にこのプランを考えていく」
「大きな熱狂のなかで、多くの人が、いろんなことを感じていると思うんですが、未来にどうつなげていくかというところも、すごく重要な本質なので、この場所に生態系を紡ぎながら、ここに関わってくださった人、新たな関わりを希望してくれる人たちと、一緒にこのプランを考えていく」
新たな法人は、生態系の保全や、新しいライフプランの提案などの活動も想定しています。
一方、大阪府と大阪市が保存案を示している大屋根リングは、北東部の200メートルを残す方向で最終調整が進んでいます。
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