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秋の足音は北日本のみ
けさ15日(月)は北海道の十勝北部にある、ぬかびら源泉郷で6.2℃まで下がり、今季の全国最低気温を更新しました。
北海道や東北の内陸など、北日本では季節が進んでいますが、一方で東日本や西日本は25℃を下回らず、熱帯夜となった所も多くなっています。
東京都心もけさは25.3℃までしか下がらず、2日連続の熱帯夜になりました。
9月も中盤になっていますが、あまり季節の歩みを感じられない状況が続いています。きょう日中も厳しい暑さが続きそうです。
きょう日中の最高気温は、各地とも平年より大幅に高く、名古屋では36℃、大阪では35℃と猛暑日が予想されています。
東京都心も31℃と、平年よりも3℃高い気温となる予想で、湿度も高く蒸し暑くなりそうです。
また、日中の昇温により、関東から西では山沿いを中心ににわか雨や落雷が発生するおそれがありますので、天気の急な変化にもご注意ください。
今週後半は各地で季節前進へ
あす16日(火)以降も厳しい暑さが続きますが、週の後半には、広い範囲で季節の歩みを実感することができそうです。
今週中ごろからは前線が日本列島に停滞、南下する予想で、各地で曇りや雨の日が多くなりそうです。
その雨が季節を進める雨となり、東京都心では、19日(金)以降、最高気温が30℃にも届かず、最低気温もぐっと低くなる予想です。
東京都心で気温が21℃未満になれば、7月12日以来、およそ2カ月ぶりのこととなります。朝晩はエアコンを消しても、ちょうどいいくらいになるかもしれません。
西日本でも、19日(金)頃から、猛暑日や熱帯夜が解消され、幾分過ごしやすくなりそうです。
それまでは厳しい暑さが続きますので、引き続き、熱中症対策をお願いいたします。
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