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16日の日経平均株価は一時、4万5000円を突破し、取引時間中の最高値を更新した。時期的に下落しやすい9月での株価の急騰。その背景について専門家と考える。
経済愛好家でコラムニストの肉乃小路ニクヨ氏は、以下のように見解を示す。
「FOMC(=連邦公開市場委員会)で利下げの期待が高まり、アメリカの株価が上がっていることにつられた点と、AIに関する投資や、総裁選で経済改革が進むのではという期待。“ポスト石破”が誰になるか人により期待される銘柄が異なるが、とりあえず買われている状況もあるのでは」(肉乃小路ニクヨ氏、以下同)
また今後の株価については以下のように推測する。
「PER(=株価収益率)で見ると日経平均の水準が若干高い水準にあるため、アメリカに引っ張られて急激に上がりすぎている点も。しかし中長期的に考えるとインフレは続いていくし、インフレだと値段は上がるので企業収益も押し上げられる。経済成長も続くと考えると、少し下がることはあるが、株価はこの先もっと上がることは十分に期待できるのでは」
(『ABEMAヒルズ』より)
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