社会

報道ステーション

2025年9月19日 01:51

吉野ヶ里町長がパワハラ認定で謝罪 被害訴えた元課長が死亡

吉野ヶ里町長がパワハラ認定で謝罪 被害訴えた元課長が死亡
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佐賀県吉野ヶ里町の財政協働課長だった男性(当時58)が、町長からのパワハラを訴えたあとに死亡した問題で、第三者委員会からパワハラを認定された伊東健吾町長が17日、会見で謝罪しました。

佐賀・吉野ケ里町 伊東健吾町長
「亡くなられた職員のご冥福を心からお祈り申し上げます」
元財政協働課長の男性

いまのところ、元課長が亡くなったことと、パワハラの因果関係はわかっていません。

元課長への発言

第三者委員会の報告書では、元課長に対し「おまえは建設課長に代わった方がいい」などと発言したとしています。

佐賀・吉野ケ里町 伊東健吾町長
佐賀・吉野ケ里町 伊東健吾町長
「パワハラがかったように大きな声でとか、そういうことは言っていないつもり。(Q.内省する点は)『言わなきゃよかった』の一言です」
町長の処分

また、責任を取るとして、自らを減給処分にすると発表しました。

遺族のコメント

元課長の遺族は「第三者委員会がパワハラと認定したときは、安堵はしていたものの、死亡とパワハラの因果関係が、なぜ、ハッキリしないのか腑に落ちないし、憤りを感じる」とコメントしています。

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