日本列島はきょう9月22日(月)、夏の蒸し暑い空気ではなく、秋の涼しい空気に覆われています。
今シーズン一番の涼しい朝に
けさの最低気温は、夏以降で一番低くなったところが多くなりました。今季最低の気温となった地点は全国の7割以上です。名古屋では、約3カ月ぶりに最低気温が20℃を下回りました。寝苦しさから解放された人も多かったのではないでしょうか。
朱鞠内(北海道) 3.1℃(きょう全国最低) 嬬恋(群馬) 6.6℃(今季関東最低)
東京都心 18.1℃(今季最低) 名古屋 19.6℃(今季最低)など
関東 約100日ぶりの快適さか
日中も夏のような不快なジメっとした体感ではなく、カラッとした過ごしやすい体感となる所が多くなる予想です。とくに関東は、たっぷりの日差しにもかかわらず、真夏日解消となります。
東京 6/7以来 107日ぶり 横浜 6/12以来 102日ぶり
千葉 6/7以来 107日ぶり さいたま 6/6以来 108日ぶり
宇都宮 6/9以来 105日ぶり
台風18号が今年一番の発達 「猛烈な」勢力に
一方、日本の南では、台風18号、台風19号が発生しています。「猛烈な」勢力にまで発達した台風18号は、沖縄の先島諸島の南を通過する見通しです。沖縄本島や先島諸島から離れたところを進むものの、あす23日(火)秋分の日にかけて、高波や強風、一時的な雷雨に注意してください。
さらに、台風19号は非常に強い勢力で南鳥島近海を北寄りに進んでいます。このあとの進路はまだ不確実性が大きく、予報円が大きくなっています。9月は台風シーズンです。引き続き、最新の台風情報を確認するようにしてください。
今週の天気トピックス
あす23日(火)秋分の日も、東日本と北日本は秋晴れが広がります。一方、西日本は天気が下り坂で九州南部や四国では激しい雨が降る所もありそうです。
また、この先、北日本や日本海側は天気が周期変化する予想になっています。特に、低気圧が通過する予想の北海道は警報級の大雨になる可能性があり、荒れた天気に警戒が必要です。
さらに、今週末は気温があがり、最高気温30℃以上の真夏日になる所が多くなりそうです。
日ごとの気温差、朝晩と日中の気温差、いずれも大きくなる時期ですので、体調管理には注意してください。