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山梨県のキャンプ場で当時小学1年生の女の子の行方が分からなくなって21日で6年です。母親は娘の死を受け入れ、悲しい過去に一つ区切りをつけたいと語りました。
献花台と同じ場所に植樹
山梨県道志村の山の中、献花台に手を合わせるのは小倉とも子さん(42)です。
小倉美咲さん(当時6歳)
「さあ、どのくらい重いんでしょう?」
「さあ、どのくらい重いんでしょう?」
ランドセルを背負って微笑むのは、娘の美咲さん。6年前、7歳の時にキャンプ場で行方が分からなくなった女の子です。
事態が動いたのは3年前の春。近くの山で人の骨や子どもの靴などが見つかり、DNA型鑑定で美咲さんと一致。死亡が確認されました。
21日、キャンプ場近くに設置された献花台には、美咲さんが好きだった物が供えられていました。
小倉さん
「飲み物とか、おやつがたくさんあって。美咲のことを考えて、(献花に)来ていただいたんだなと」
「飲み物とか、おやつがたくさんあって。美咲のことを考えて、(献花に)来ていただいたんだなと」
美咲さんが生きていれば、中学生です。
小倉さん
「同級生は4月から中学生になって、新しいスタートを切っています。(同級生に)『大きくなったね』と言ってあげることができたので、私の心も少しずつ癒えてきて、今だったら自分も前に一歩進むことができるかな」
「同級生は4月から中学生になって、新しいスタートを切っています。(同級生に)『大きくなったね』と言ってあげることができたので、私の心も少しずつ癒えてきて、今だったら自分も前に一歩進むことができるかな」
とも子さんは区切りとして献花台を片付け、同じ場所にキンモクセイやサザンカを植樹しました。
小倉さん
「美咲が天国で私たちを見守ってくれていると、あらためて実感することができたので。つらかった過去に区切りをつけようと思うことができた。本当に、ありがとうございました」
「美咲が天国で私たちを見守ってくれていると、あらためて実感することができたので。つらかった過去に区切りをつけようと思うことができた。本当に、ありがとうございました」
(「グッド!モーニング」2025年9月22日放送分より)
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