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部下である既婚男性とホテルで会っていたなどと一部週刊誌で報じられ、24日に緊急会見を行った、群馬県前橋市の小川晶市長(42)。小川市長は25日、予定されていた公務を全て取りやめました。市民からも様々な声が上がっています。
前橋市長“部下とホテル”に波紋
前橋市民(50代)
(Q.問題ありかなしか)
「大ありでしょ。おとなしく辞任していくのが1番きれいだと思う」
「男女の関係ではないと言っていたが、絶対にそんなことはないよねと皆で話していました」
(Q.問題ありかなしか)
「大ありでしょ。おとなしく辞任していくのが1番きれいだと思う」
「男女の関係ではないと言っていたが、絶対にそんなことはないよねと皆で話していました」
市民がこう憤るのは、前橋市の小川市長。部下である市の男性職員とホテルで会っていたと報じられ、24日夜に緊急の記者会見を行いました。
前橋市 小川晶市長
「私が特定の職員と複数回ホテルに行ったことは間違いない。男女の関係はないが、誤解を招く軽率な行動であったことを深く反省している」
「私が特定の職員と複数回ホテルに行ったことは間違いない。男女の関係はないが、誤解を招く軽率な行動であったことを深く反省している」
初の女性市長 弁護士から政治家に
「前橋に笑顔を」このキャッチフレーズで前橋市初の女性市長となった小川氏。弁護士の資格を持っています。中央大学在学中に司法試験に合格、政治家に転身したのは2011年でした。
群馬県議としてキャリアを重ねていき、去年2月の前橋市長選挙に立候補。“保守王国”群馬で、自民・公明が推薦する現職を破って、当選を果たしました。
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「公私にわたる相談」移動に公用車も
就任から1年7カ月。学校給食の無償化や、市役所窓口のオンライン化など、市政を前に進めてきました。そんななかで、既婚男性とホテルで繰り返し会っていたのです。
前橋市 小川晶市長
「当該職員には公私にわたる相談に乗ってもらっていた。特別職や他の職員には言えないような悩みもあり、一番にコミュニケーションをとっていた人物。男女の関係はない」
(Q.相手が妻帯者であると認識は)
「知っていました」
「当該職員には公私にわたる相談に乗ってもらっていた。特別職や他の職員には言えないような悩みもあり、一番にコミュニケーションをとっていた人物。男女の関係はない」
(Q.相手が妻帯者であると認識は)
「知っていました」
はじめは飲食店などで相談に乗ってもらっていたといいますが。
前橋市 小川晶市長
「周りの目があり、具体的な会話が制限されることから、もっと安心して話ができるところはないかということで、ホテルはどうだろうと。飲食店、カラオケにいても、コンビニや道路を歩いていても必ず誰かしらに会うので、誰の目も気にせず、何でも相談ができる場所という判断だった」
「周りの目があり、具体的な会話が制限されることから、もっと安心して話ができるところはないかということで、ホテルはどうだろうと。飲食店、カラオケにいても、コンビニや道路を歩いていても必ず誰かしらに会うので、誰の目も気にせず、何でも相談ができる場所という判断だった」
最初は今年の2月ごろで、これまでに10回以上、ホテルに行ったといいます。今月10日、群馬県に記録的短時間大雨情報が発表された時もホテルにいたといいます。
前橋市 小川晶市長
「いつでも連絡がとれるような態勢をとっていた。ホテルの中でも打ち合わせというか、いつでも何かあれば駆けつけられる状況だったので、問題はないと考えてしまった」
「いつでも連絡がとれるような態勢をとっていた。ホテルの中でも打ち合わせというか、いつでも何かあれば駆けつけられる状況だったので、問題はないと考えてしまった」
また、ホテルへの移動に公用車を使うことがあったことも認めました。
前橋市 小川晶市長
(Q.倫理的・道義的にどう見ているか)
「通常であれば誤解されてしまうような場所であったのは、本当に申し訳なく思っている。当人同士が『何もないからいい』と身勝手に判断してしまった」
(Q.倫理的・道義的にどう見ているか)
「通常であれば誤解されてしまうような場所であったのは、本当に申し訳なく思っている。当人同士が『何もないからいい』と身勝手に判断してしまった」
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公務キャンセルに…26日に議会出席へ
進退については「第三者と相談しながら考えていきたい」と話していた小川市長。25日は市役所には姿を見せず、予定されていた公務は全てキャンセルとなりました。
市民からは。
前橋市民(80代)
「納得はできないけれど、市長を辞めるほどでもないと思う。反省しながらも市長としては続けてほしい」
「納得はできないけれど、市長を辞めるほどでもないと思う。反省しながらも市長としては続けてほしい」
前橋市民(60代)
「新しい風というか、旧態依然の政治ではないものを持ってきてくれるかなという期待は大きかった。辞めたら辞めたで、また税金を使う」
「新しい風というか、旧態依然の政治ではないものを持ってきてくれるかなという期待は大きかった。辞めたら辞めたで、また税金を使う」
前橋市民(60代)
(Q.今後の進退はどうしてほしい)
「続けられないでしょう。信頼が(ない)」
(Q.今後の進退はどうしてほしい)
「続けられないでしょう。信頼が(ない)」
市議からも厳しい声が上がっています。
前橋市議
「世論と市民目線に基づいて進退を判断すべきだ」
「世論と市民目線に基づいて進退を判断すべきだ」
前橋市は26日が市議会の最終日で、市長も本会議に出席する予定です。市長はその後、市議全員に説明する場を設けるということです。
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