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東京・杉並区の住宅街で火災が発生し、6人が救急搬送されました。原因とみられるモバイルバッテリーは特に古いものではなかったといいます。
リチウムイオン電池関連による火災、7年で5倍以上急増
25日未明、杉並区の5階建ての複合住宅で、モバイルバッテリーが火元とみられる火災が発生。
1階部分が店舗となっている複合住宅の2階の一室から出火し、20平方メートルほどが焼けました。
火元の上の階に住む住人
「入り口のドアを開けたら煙で真っ白で、何も見えなくて。夜寝ている間とかに発火したっていうと怖い」
「警察がいて、『避難できますか』って言われたので、『私杖ついているので無理です』ということを伝えて。消防に、こっちにはしごをかけて上ってきてもらって、救助をしてもらった」
「入り口のドアを開けたら煙で真っ白で、何も見えなくて。夜寝ている間とかに発火したっていうと怖い」
「警察がいて、『避難できますか』って言われたので、『私杖ついているので無理です』ということを伝えて。消防に、こっちにはしごをかけて上ってきてもらって、救助をしてもらった」
出火原因について、通報した住人はこう話します。
通報した女性
「スマートフォンをつないで枕元に置いて寝ていた。音がして目を覚ました。見たらモバイルバッテリーから火が上がっていた」
「スマートフォンをつないで枕元に置いて寝ていた。音がして目を覚ました。見たらモバイルバッテリーから火が上がっていた」
火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、住人とみられる10代から60代の男女8人がのどの痛みなどを訴え、6人が救急搬送されました。
火災の原因となったとみられるモバイルバッテリーは、特段古いものではなかったといいます。
7月には、JR山手線の車内で発火し、一時運転見合わせ。先月は、新幹線の車内で発煙し、乗客がやけどを負いました。
東京消防庁によりますと、モバイルバッテリーなどに搭載されるリチウムイオン電池関連による火災は去年、過去最多となる106件発生し、7年で5倍以上に急増しています。
(「グッド!モーニング」2025年9月26日放送分より)
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