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■厳しい暑さ戻る
きょう26日は厳しい暑さが戻っています。東京は5日ぶりに30℃以上の真夏日になりました。仙台では9日ぶりの真夏日になる予想で、観測史上2番目に遅い真夏日となりそうです。ここ一週間でずいぶん過ごしやすくなっていたので、改めて暑さが体にこたえます。熱中症にはくれぐれも注意するようにしてください。
■9月の気温も各地で歴代上位
9月も残り数日となり、今月の気温を振り返ってみました。
【9月の月平均気温】 (25日まで)
札幌 21.0℃ 3位
仙台 24.1℃ 2位
東京 26.7℃ 1位タイ
名古屋 27.9℃ 2位
大阪 28.7℃ 1位
福岡 28.4℃ 2位
那覇 29.7℃ 1位
※順位はそれぞれの統計開始以降、高い方から
札幌 21.0℃ 3位
仙台 24.1℃ 2位
東京 26.7℃ 1位タイ
名古屋 27.9℃ 2位
大阪 28.7℃ 1位
福岡 28.4℃ 2位
那覇 29.7℃ 1位
※順位はそれぞれの統計開始以降、高い方から
9月の前半は秋とは思えない猛烈な暑さでしたが、それが効いて主要地点は各地3位以内の高温となりそうです。去年の9月も東日本、西日本、沖縄で1946年の統計開始以来最も高く、記録的な高温でした。(沖縄はタイ記録)この先3カ月の気温も去年と似たような形になりそうです。
■高温傾向はあと2カ月ほど続く
22日に気象庁から発表になった3カ月予報では秋のうちは気温が平年より高く、12月は平年より低い傾向となっています。
秋の深まりは遅く、初冬に一気に寒くなりそうです。雨の降り方や暑さの記録で「最近の天気は極端」とはよく聞かれるようになりましたが、季節の変化も極端になってきていますね。
降水量も気になります。11月までは多い傾向、12月は日本海側や北日本で多い傾向です。日本海側では、すでにこの1、2カ月の降水量が2倍かそれ以上となっている地点があり、長期的な降水量の増加の影響が心配です。大きな要因に日本海の海面水温の高さがありますが、海の温度は「熱しにくく冷めにくい」性質があるので、短期間で海面水温が下がることはないでしょう。気象庁は冬の雪の量も多い傾向としています。
「一気に寒くなること」と「雪の量が多くなること」から、冬への備えはカレンダー通り進めた方がよさそうですね。
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