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既婚者の部下とホテルで密会していた前橋市長が騒動後、初めて市議会に出席し、26日午後、カメラの前で取材に応じました。
“ホテル密会”市長 取材応じる
既婚の部下とホテルで会っていたことが波紋を広げている、群馬県前橋市の小川晶市長(42)。しかし…。
職員
「報道機関の皆さまからのご質問はお受けしない」
「報道機関の皆さまからのご質問はお受けしない」
これに、うなづく市長。
小川市長
「ただいま議員の皆さまに今回の件について説明させていただいた。おととい記者会見で話した内容と同じ内容になるが議会の皆さんにもいろいろご意見をいただいて、今後のことについても考えていきたい。私からは以上です」
「ただいま議員の皆さまに今回の件について説明させていただいた。おととい記者会見で話した内容と同じ内容になるが議会の皆さんにもいろいろご意見をいただいて、今後のことについても考えていきたい。私からは以上です」
職員
「(Q.ご自身の問題で市政が停滞していることについて)大変申し訳ありませんが…」
「(Q.ご自身の問題で市政が停滞していることについて)大変申し訳ありませんが…」
報道陣の質問には一切答えず、わずか1分で取材を切り上げました。
「私が特定の職員と複数回ホテルに行ったことは間違いない。男女の関係はないが、誤解を招く軽率な行動であったことを深く反省」
小川市長が繰り返しホテルで会っていた男性職員は既婚者でした。最初は今年の2月ごろで、これまでに10回以上、ホテルに行ったといいます。
「当該職員には公私にわたる相談にのってもらっていた。特別職や他の職員には言えないような悩みもあり、一番にコミュニケーションをとっていた人物。男女の関係はない」
「(Q.相手が妻帯者であると認識は)知っていました」
「(Q.相手が妻帯者であると認識は)知っていました」
「男女の関係はない」と否定しています。また、部下の職員と会う際に公用車で移動していたことも認めています。
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議会で謝罪 今後の進退は?
今回の問題が明るみに出て以降、市議会に初めて姿を見せた小川市長。
市議からは厳しい声も上がりました。
前橋市 小林久子市議
「説明責任を果たすとともに、市行政トップとしての自らの出処進退を早急に明らかにすることを求める」
「説明責任を果たすとともに、市行政トップとしての自らの出処進退を早急に明らかにすることを求める」
前橋市 中里武市議
「市民の信頼を失えば、そこで市政は成り立たなくなってしまう」
「市民の信頼を失えば、そこで市政は成り立たなくなってしまう」
市長は…。
「冒頭に私に関する一連の報道によりまして市民の皆さまにご迷惑をおかけしていることを深くおわび申し上げます。各会派からいただいたご意見は真摯に受け止め、議員の皆さまには改めて説明の機会をいただきたいと思います」
中央大学法学部の先輩でもある、群馬県の山本一太知事(67)も、この問題ついてばっさり。
「10回以上ホテルで会っていて男女の関係がないというのを信じている人は一人もいない。私の周りを含めても一人もいないと思う。みんなが嘘だと思っている。どう考えても経緯からいっても。いろいろお考えあるのかもしれませんけど、正直にすべてを話した方がよかったんじゃないかと」
前橋市によると、25日と26日だけで、1300件以上の苦情や問い合わせが市に相次いでいるといいます。
小川市長は進退については、第三者と相談して判断するとしています。
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