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ABEMA NEWS

2025年10月2日 07:01

Z世代はサプライズアレルギー?石の状態でプロポーズしてから指輪を作る「失敗するのが怖い男性が多い」

Z世代はサプライズアレルギー?石の状態でプロポーズしてから指輪を作る「失敗するのが怖い男性が多い」
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 想定外は「経験」と前向きに考えるバブル世代に対して、Z世代は「失敗」とネガティブに捉える傾向、つまり「サプライズアレルギー」だという調査結果がある。

【映像】Z世代がプロポーズで使うダイヤの石(実際の映像)

 街で話を聞くと、「(サプライズを)されるのはリアクションに困るのもあるし、するってなると、喜んでもらえなかったらどうしようとか考え始めちゃって、何が嬉しいのかがどんどん分かんなくなっちゃう。失敗が怖くてできない」「喜んでくれると思ってやってくれるじゃないですか。それに見合った喜びを示さないと、みたいな責任感。ちゃんと反応しないとって考えちゃうのが 嫌」といった意見が寄せられた。

 もはやプレゼントは、サプライズではなく相手の欲しいものを事前に聞いてから「贈る」「もらう」が Z世代の常識のようだ。

 サプライズアレルギーは、映画の見方にも。Z世代のABEMA的ニュースショー番組スタッフは「映画はだいたい2時間を超えるので、その2時間を無駄にしたくないので、結末を聞いて見るか見ないか判断する」という。

 一方、ご年配の方は「素敵じゃない。ドキドキワクワクしてるの。っていうことは(若者は)平坦が好きなの?想定外が素敵だと思う。(想定外が苦手なのは)つまらない」と語った。

 サプライズの定番といえば「結婚指輪」。男性はプロポーズをどんなシチュエーションで行い、指輪をどう演出して渡すのか。それこそが人生最大のサプライズだったが、宝石店でもある異変が。

「失敗するのが怖いっていうのが、最近の男性に多い。(ダイヤの)石の状態でパカって。ダイヤモンドの石の状態で、まずプロポーズして(OKだったら)そのあと奥さんと一緒にデザインを考える。今年3件あった」(宝石店 店員・大貝さん)

 さらに「人工のダイヤの指輪でまずプロポーズして。サンプルみたいな、1000〜3000円くらいのもの」でプロポーズをしてOKをもらってから本物を作る人もいるという。

 プロポーズといえば、フラッシュモブでサプライズ演出も。仕掛ける業者によれば 今も需要は高いというが「やり方」に変化があるという。

「『不特定多数の人がいる場所では サプライズをしないでほしい』という依頼が増えてきて、3割ぐらいになっている。サプライズアレルギーのお客様にも満足してもらえるように、お店を貸し切って知り合いだけで行うなどアレンジにも対応している」(エモーションライズ・万道代表)

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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