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東京・青梅市でクマの目撃情報が多く寄せられている。ABEMA的ニュースショーでは現地を取材。何度もクマに遭遇したことがあるというスキーナビゲーターの夫妻に話を聞いた。
BLOSSOM OUME BASEを営むスキーナビゲーターの遠藤夫妻は「クマによく遭遇する」という。オフシーズンは青梅でボランティア活動などをしている。実際に山でクマと遭遇した際の動画を見せてくれた。2023年に岐阜県の乗鞍岳(のりくらだけ)で撮影されたものだ。クマが雪の上から山の斜面に移動する様子がとらえられている。
普段、山に入ることが多い遠藤夫妻にとって、クマはいて当たり前の存在。遠藤夫妻は「こういう建物、窓閉めちゃって、動物は家だってわからない。匂いを発しないから。人の気配も出ない。高気密・高断熱。そうすると結局ここに『人がいない』と思っちゃうから動物はくる」と指摘した。
さらにクマが増えた理由は、猟師の数が減ったからだけではないという。「一番の原因はオオカミを絶滅させたこと。それまではオオカミが動物の中の頂点だったけど、オオカミがいなくなったので次に強いクマが頂点になった」(遠藤夫妻)
オオカミといえば9月21日放送のABEMA的ニュースショーで紹介した、クマの天敵であるオオカミを模した獣害撃退装置「モンスターウルフ」。放送終了後、すぐに3件の新規の注文があったという。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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