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2歳の保育園児に暴言を浴びせたのは保育士でした。母親が持たせたボイスレコーダーには容姿を揶揄(やゆ)するような言葉も録音されていました。
録音された“暴言の数々”
保育士と保育補助の発言
「カメレオンに似てる」
「なんかマンボウみたいよ。魚で言うと」
「カメレオンに似てる」
「なんかマンボウみたいよ。魚で言うと」
保育士らの、2歳児に対する発言です。
保育士と保育補助の発言
「誰こいつみたいな顔で見らんで。2日間会ってないだけでさ」
「ほんとに迷惑かけてんだよ。あんたは」
「誰こいつみたいな顔で見らんで。2日間会ってないだけでさ」
「ほんとに迷惑かけてんだよ。あんたは」
この音声は、先月に福岡市の保育園で録音されたもの。この日、母親はお守りの中にボイスレコーダーを入れ、娘を登園させました。
女の子(2)の母親
「(最初は)行きたいという感じで。すごく機嫌も良くて。そんなに楽しいんだと安心して仕事に行っていた。しばらくして嫌がるようなしぐさが出始めたり、泣いたり心配で。(ボイスレコーダーを)入れてみようかと」
「(最初は)行きたいという感じで。すごく機嫌も良くて。そんなに楽しいんだと安心して仕事に行っていた。しばらくして嫌がるようなしぐさが出始めたり、泣いたり心配で。(ボイスレコーダーを)入れてみようかと」
娘の帰宅後、母親が音声を確認すると…。
保育士と保育補助の発言
「びっくりだった。ブサイク」
「びっくりだった。ブサイク」
女の子(2)の母親
「びっくりというよりかは、本当に怒りでしかなくて」
「びっくりというよりかは、本当に怒りでしかなくて」
福岡市の保育園。娘の異変を感じた母親が、ボイスレコーダーを持たせ登園させると…。
保育士と保育補助のやりとり
B
「もっと足上がるよね?」
A
「足癖が悪い!写真撮ってお母さんにチクろう」
B
「もっと足上がるよね?」
A
「足癖が悪い!写真撮ってお母さんにチクろう」
保育士らの“暴言”が録音されていました。
A
「そういう話をお母さんにしてもらいなさい。あんたのお母さんが悪いんよ。勝手なことしか言わんから」
「そういう話をお母さんにしてもらいなさい。あんたのお母さんが悪いんよ。勝手なことしか言わんから」
母親への不満を娘にぶつけているように聞こえます。こちらは食事中のやりとりでしょうか。
A
「何回も言うけど臭い。皆、口臭そうなの。皆の。やばそう」
「何回も言うけど臭い。皆、口臭そうなの。皆の。やばそう」
さらに、容姿を揶揄するような発言まで…。
A
「顔がお魚になってる」
「顔がお魚になってる」
B
「元からこういう顔です」
「元からこういう顔です」
A
「なんかマンボウみたいよ。魚でいうと」
「なんかマンボウみたいよ。魚でいうと」
B
「カメレオンに似てる」
「カメレオンに似てる」
A
「褒め言葉よ。びっくりだった。ブサイク」
「褒め言葉よ。びっくりだった。ブサイク」
この音声を聞いた両親が後日、保育園に説明を求めると、保育士らは発言の事実を認め、謝罪しました。
保育補助
「子どもたちの前で絶対に言ってはいけないような言葉とか、保育をしていたのは事実です。本当に申し訳ございませんでした」
「子どもたちの前で絶対に言ってはいけないような言葉とか、保育をしていたのは事実です。本当に申し訳ございませんでした」
女の子(2)の母親
「(保育士ら)本人も認めているが“手をあげた”ことも中にはあって。家の次に子どもが好きであってほしい場所で、こんなことがあったのは本当に許せない」
「(保育士ら)本人も認めているが“手をあげた”ことも中にはあって。家の次に子どもが好きであってほしい場所で、こんなことがあったのは本当に許せない」
不適切な発言をした2人のうち、1人は現在自宅待機中で、もう1人は退職したということです。取材に対し、保育園は…。
保育園(ANNの取材に対し)
「事実確認をしっかり行ったうえで、見守りカメラなど設置し、再発防止に努めたい」
「事実確認をしっかり行ったうえで、見守りカメラなど設置し、再発防止に努めたい」
来週、保護者説明会を開くとしています。
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