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日本海の遥か上空で夜空に一瞬、発生した赤い光。一晩に9回も発生したといいます。これは一体、何なのでしょうか。
撮影成功に専門家「驚いた」
山陽学園大学
米田瑞生講師・博士(理学)
「雷の一種だけれども、普通の雷は高度10キロ以下で起きるんですけれども、この“レッドスプライト”っていうのは…」
米田瑞生講師・博士(理学)
「雷の一種だけれども、普通の雷は高度10キロ以下で起きるんですけれども、この“レッドスプライト”っていうのは…」
「レッドスプライト」と呼ばれる赤い雷。この時期に撮影できるとは思っていなかったといいます。
「高度50キロから80キロの、もうちょっと行ったら宇宙という、そういうところで発生するもので、発生頻度が非常に低い。鮮明にこの時期に捉えることができ、ちょっと驚きました。ちょっと感動しましたね」
一般的に雷は上から下に落ちるのに対し、宇宙に向かう雷がレッドスプライト。
赤く光るのは、大気中の窒素が電気の刺激を受けたためといいますが…。
「詳しい発生のメカニズムというのは、まだはっきりは分かっていない」
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