1
中国の大型連休で多くの中国人が日本を訪れるなか、日本ならではのマナーや習慣を伝える動画が注目されています。
SNSで「日本でのマナー」訴え
カメラに向かい、中国語で何かを説明している女性。日本の観光地を中国のSNSで発信するインフルエンサーの付玉蒙さんです。
付さんが伝えているのは、日本の観光地としての「魅力」だけではありません。5日、一緒に銀座を訪れると…。
付さん
「(Q.どうして、ごみ袋に入れた?)中国はごみ箱がたくさんあるが、日本はごみ箱が少ない。全部自分でごみを持ち帰るマナーがある」
「(Q.どうして、ごみ袋に入れた?)中国はごみ箱がたくさんあるが、日本はごみ箱が少ない。全部自分でごみを持ち帰るマナーがある」
付さんが大事にしているのが、「日本でのマナー」です。中国では、「国慶節」の大型連休が1日から始まりました。
海外旅行先では、今年も「日本」が1位になっています。しかし、その裏でたびたび問題になるのが中国人観光客による「マナー違反」です。
「もっとよくなってほしい。国と国の習慣と文化が違い、マナーを知らない可能性もある」
付さんは、飲みかけのコーヒーをかばんにしまいました。
「(Q.これはどういうルール?)日本はこの店の食べ物は他の店で食べるのはダメ。中国では(それが)できる」
日本の自治体も注目 44地域と連携
元々は中国のテレビ局でアナウンサーをしていた付さん。2014年、番組で来日したことをきっかけに日本が好きになり、翌年には仕事をやめて移住しました。
SNSの総フォロワー数は、現在およそ150万人。その発信力に、日本の自治体も注目し、これまで44の地域と連携して各地を中国の人たちに紹介してきました。
今年公開された埼玉県秩父市や栃木県那須塩原市での映像では、建物に入る時は靴を脱ぎそろえることや、日本では「コース」を意味する「順路」という言葉が、中国では「ついでに」と違う意味になるなど、付さんは、中国ではなじみのないマナーをさりげなく伝えていきます。
「動画で色んな日本のマナーを中国向けに紹介することで、観光がもっとスムーズになり、みんな楽しくなる。日本に来る前に(私の動画を見て)もっと日本の文化を中国の人に知ってもらいたい」
(「グッド!モーニング」2025年10月6日放送分より)
広告