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台風22号の爪痕が残る八丈島に、わずか4日で再び直撃した23号の強風が追い打ちをかけました。停電や断水が続き、復旧のめどが立たない地域もあります。
ライフラインすべて止まる
台風22号が通り過ぎた後の9日に撮影された映像です。建物の一部が崩壊し、周囲には木材やトタンなどが散乱しています。
そして、同じ建物を13日に撮影した映像。22号の時に受けた被害が手付かずのまま残されていたことが分かります。
台風22号の際に隣の家から飛んできた屋根が車に直撃し廃車になったという、写真館を営む平田龍乃介さんはこう話します。
「22号から23号の間が短かったので、台風に備える準備がままならなかった。電気、水道、電波も全部のライフラインが止まった状態のままの23号の備えだったので、本当に大変でした」
台風22号の影響によって、島の各地で停電や断水が発生するなかでの23号の襲来。八丈島では13日午後5時の時点で、およそ505軒が停電しています。
台風23号の接近に伴い、受け入れを中断していた災害廃棄物処理場。13日に受け入れを再開しましたが…。
島民
「(Q.ようやく片付けが進みそう?)どうだろう、まだまだ家の周りにも(がれきを)置いている」
「片付けが終わっても、壊れているところを直すのが大変なんです。大工さんがいないです」
「(Q.ようやく片付けが進みそう?)どうだろう、まだまだ家の周りにも(がれきを)置いている」
「片付けが終わっても、壊れているところを直すのが大変なんです。大工さんがいないです」
今度は「人手不足」が島の人たちを悩ませていました。八丈町では、一部地域で断水が続いていて、一刻も早い復旧が望まれます。
(「グッド!モーニング」2025年10月14日放送分より)
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