社会

2025年10月15日 12:21

16日は西日本〜東北で警報級大雨の恐れ 来週は全国的に「秋」が深まる

16日は西日本〜東北で警報級大雨の恐れ 来週は全国的に「秋」が深まる
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■16日は西日本〜東北で警報級大雨の恐れ

 西日本でいつまでも残暑が続く一方で、北からは秋の空気が強まり、本州付近には秋雨前線が停滞しやすい状況となっています。東日本と西日本では雲の多い天気が続いていて、東京は10月11日からきのう(火)まで4日連続で日照が2時間未満でした。きょう(水)も雲優勢の空で、日差しは期待できません。
 あす(木)も秋雨前線が停滞し、前線上の低気圧が発達しながら本州を通過する見込みです。東北から西日本の広い範囲で雷雨となり、日本海側を中心に警報級の大雨となる恐れがあります。夏の猛暑の影響で、日本海の海面水温は平年より2℃〜3℃も高く、いつもの年よりも雨雲が発達しやすくなっています。雨の降り方にくれぐれもご注意ください。全国的に風も強く、横殴りの雨となりそうです。

16日 西日本〜東北で警報級大雨の恐れ
16日(木) 西日本〜東北で警報級大雨の恐れ

 17日(金)は久しぶりに晴れる所が多くなりますが、18日(土)は再び荒れた天気に。そして、19日(日)は一時的に西高東低の気圧配置になって、上空の涼しい空気が一気に強まる見通しです。

■北海道は初雪か 西日本でも夏日解消

 北海道の上空には、19日(日)以降、「平地で雪を降らせる目安」の寒気が流れ込んできます。北海道は内陸部で雪がまじり、初雪となる可能性があります。峠道では今シーズン初めて雪が積もる所がでてきそうですから、峠越えは冬タイヤの装備が必要となります。
 季節外れの真夏日が続いていた西日本にも、待望の秋の空気が流れ込んできます。最高気温は25℃未満、夏日解消となる見込みで、ようやく衣替えができそうです。関東など東日本も秋本番の涼しさがやってきますので、今週のうちに薄手のコートなどを準備しておくとよいでしょう。

来週は季節急進 北海道は初雪 東・西日本も秋が深まる
来週は季節急進 北海道は初雪か 東・西日本も秋が深まる
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