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将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋聖、棋王、王将、23)に佐々木勇気八段(31)が挑戦する第38期竜王戦七番勝負が10月16日、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」で第2局の対局を開始した。本局の先手番は佐々木八段。
藤井竜王の5連覇で永世称号獲得なるか、佐々木八段の初戴冠か。注目の中で開幕した本シリーズは、福井県あわら市に舞台を移して第2局が行われる。開催地の「あわら温泉 美松」は2年連続2度目の開催。対局室として使用されている「竜悠」の間には、竜王戦のために3000万円を投資し設えられており、前年度には大きな反響を呼んだ。
10月3・4日、東京都渋谷区で行われた開幕局は、佐々木八段が意表の横歩取りを採用。力戦の将棋へと展開したが、藤井竜王は着実にポイントを積み重ねてリードを拡大させた。その後も藤井竜王は一度も形勢を損ねず、最後まで緩みのない指し回しで快勝を飾った。
このあわら対局で連勝を飾るのか、佐々木八段が昨年に続きこの地で白星を飾り追いつくのか、注目の一戦から目が離せない。
持ち時間は各8時間の2日制。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
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