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防犯カメラは、逃げた容疑者をリレーで追うなど被疑者検挙には欠かせないアイテムだ。
防犯カメラ先進国の中国では、防犯カメラに顔認証が組み込まれ、行方がわからない人から逃走犯まで瞬時に発見できるという。過去には認知症の高齢女性が失踪したという事案があり、失踪した時間、年齢から行動範囲を割り出し、捜索開始から25分で発見できたケースがあったという。
仮に日本でもこのシステムが導入されたら、別府ひき逃げ殺人事件(2022年6月29日)で逃走中の八田與一(はった よいち)容疑者など、指名手配犯の捜索にも貢献できるのではないかと、遺族らは顔認証付きの防犯カメラの導入を求めている。
しかし日本では、プライバシー保護など人権上の問題があり、顔認証など、特定の人物を割り出すための防犯カメラは導入が難しいとされている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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