■急な冷え込み 今季最低が続出 暖房&コートの出番も
きょう21日(火)の朝は寒気の影響で全国的に冷え込みました。
急な冷え込みで布団から出たくない〜!何を着ていこう?と思った方も多かったのではないでしょうか?
午前11時現在、最低気温が0℃未満の「冬日」は北海道から東北北部の56地点で観測されています。
最高気温25℃以上の「夏日」は37地点で、6月3日以来140日ぶりに100地点を下回り、午前中は「冬日」が「夏日」より多くなりました。
一気に秋が加速していますので、暖かい服装を心がけて体調管理にご注意ください。
標茶(北海道)ー6.0℃ 今季全国最低
区界(岩手)ー0.6℃ 今季本州最低(本州初冬日は10/20の酸ヶ湯)
嬬恋(群馬)1.8℃ 今季関東最低
奥多摩町小河内(東京)11.0℃ 今季都内最低
仙台 9.4℃ 今季初1桁
東京 13.9℃ 今季最低
名古屋14.7℃ 今季最低
金沢 12.4℃ 今季最低
大阪 15.3℃ 今季最低
福岡 18.5℃ 今季最低
■日中もこの秋一番の涼しさへ 20℃未満は上着必須
朝の冷え込みに加えて、日中も日本列島は秋雨前線の北側で寒気が流れ込みやすく、曇りや雨の所が多くなるため、なかなか気温が上がりません。
最高気温もこの秋一番低い所が多く、近畿から北では上着必須の肌寒さでしょう。
9月までは当たり前に35℃や30℃を超えるような日々が続き、今年は長引く残暑で季節感が薄れていましたが、10月下旬で季節が急進しています。北日本はコートを着ても良い寒さですし、東日本でも長袖に上着を羽織るくらいの秋本番の涼しさです。
風邪やインフルエンザに気を付けて、手洗い・うがい・保湿を心がけてください。
■伊豆諸島に線状降水帯予測 八丈島では夕方までの避難を
また、きょう21日(火)は秋雨前線が沖縄から伊豆諸島にかけて停滞しています。
気象庁は、きょう21日(火)夕方から夜遅くにかけて、伊豆諸島で線状降水帯が発生する恐れがあるとして予測情報を発表しました。
【線状降水帯予測情報】(気象庁発表)
地域:伊豆諸島(東京都)
時間:夕方〜夜遅く
※大雨災害が急激に高まる恐れ
伊豆諸島では日が暮れた後の暗い時間に猛烈な雨が降る可能性があり、あす22日(水)朝にかけては伊豆諸島の多い所で200mmの大雨が予想されています。
今月、立て続けに台風が直撃した八丈島では、まだ地盤が緩んでいる可能性があるため、土砂災害や土石流などの大雨災害に厳重な警戒が必要です。
八丈島の日没は午後5時01分で、真夏に比べてだいぶ日が暮れるのが早くなりました。
八丈島では台風の爪痕が残り復旧作業中という方もいらっしゃると思いますが、午後5時までの明るい時間に避難して安全を確保するようにしてください。
【日没時刻】国立天文台より
八丈島 きょう21日(火)午後5時01分