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秋田県湯沢市の住宅街で男性を襲ったクマは、住宅に居座ったまま現在も捕まえられていません。地元猟友会などが警戒を続けています。
クマ「緊急銃猟」各地で相次ぐ
20日にクマが出没し、警戒が続いている秋田県湯沢市。市内では、男性4人が立て続けにクマに襲われました。
クマに襲われた男性
「道路の左の方歩いていて、急に左の後ろの方から飛び掛かられた。後ろから襲われた時、どしっという感じで、まだ痛みも背中の方はある」
「道路の左の方歩いていて、急に左の後ろの方から飛び掛かられた。後ろから襲われた時、どしっという感じで、まだ痛みも背中の方はある」
近隣住民
「心配しかない。早く捕まってほしい」
「心配しかない。早く捕まってほしい」
男性を襲ったクマは住宅に入り込んでいて、市や猟友会は住宅の玄関先にクマをおびき寄せるため、箱わなを設置していますが、捕獲には至っていません。
市はクマを刺激しないよう、わなに入るのを待っています。
クマが居座っている住宅からおよそ1.5キロ離れた小学校では、集団で下校する児童や親が車で送迎する様子が見られました。
保護者
「心配。結構近くに点々と(クマが)出ているので」
「心配。結構近くに点々と(クマが)出ているので」
秋田県横手市でも21日夜、寺の敷地にクマ3頭がとどまっているのが見つかり、警察などが警戒にあたっています。
全国で後を絶たないクマの居座り。「緊急銃猟」によるクマの駆除も行われました。
今シーズン、クマによる被害が相次ぐ日本列島。岩手県奥州市では「子グマが事務所の車庫に入った」と110番通報がありました。
警察や市の職員、猟友会がわなを設置し、捕獲作業に入りました。すると、檻に入っていたのは体長およそ70センチの子グマが1頭。足をよく見てみると、鋭い爪が生えています。
こうしたなか、クマの駆除に関するある動きもありました。
新潟県魚沼市の市街地では21日、クマ1頭が現れ、人の生活圏で住民に危険が及ぶ恐れがあるとして、市長が緊急銃猟を許可しクマを駆除しました。
また、群馬県の昭和村でも緊急銃猟による駆除が行われました。
(「グッド!モーニング」2025年10月22日放送分より)
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