社会

ABEMA NEWS

2025年10月22日 11:30

バールでレジ破壊→何も盗めず撤退も…店の被害損額は500万円「今も営業ができない状態で…」

バールでレジ破壊→何も盗めず撤退も…店の被害損額は500万円「今も営業ができない状態で…」
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 6日午前2時過ぎ、栃木県佐野市にある無人販売店の防犯カメラに映っていたのは、黒ずくめの男が2台のレジを破壊する様子だった。

【映像】バールでレジ破壊を試みる男(実際の様子)

 男はバールのようなものでレジをこじ開け、売上金を盗ろうと試みるも、なかなか開かず店の外へ出た。今度はさらに長いものに持ち換えるも、全く歯が立たず再び店の外へ出た。ところが数分後、男はさらに長い工具を持って店内に再び現れた。しかし、現金を盗むことはできなかったようだ。

 ABEMA的ニュースショーは被害にあった店長に話を聞いた。「現金は盗られていなくて、商品も何も盗られてないんですけど、ただただレジを破壊されて終わりという感じです」と語った。

 しかし、被害はあった。破壊されたレジの修理費用だ。被害額は「レジ2台で500万円ほど」だという。無人営業の店での被害は相次いでおり、監視役の防犯カメラもその名が示す効果がないに等しい状態だ。

 店長は「今も営業ができない状態で…」と現状を明かし、「あれだけ丸見えな場所にカメラを付けていてやる人がいるとなると、どうすればいいんだろうって感じですよね」と困惑していた。

 防犯カメラは確かに動かぬ証拠を捉えているが、堂々と犯行に及んでいることから、犯罪を抑止できているとは言い難い。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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