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クマが市街地に出没する状況が続いています。23日は岩手県JR盛岡駅周辺にクマが現れるなど市街地での出没が増えています。自治体の判断で駆除ができる緊急銃猟も23日だけで二度行われました。
クマ居座り盛岡駅周辺にも
指を指して同じ方向を見つめる人たち。盾を持った警察官もいます。茂みの中で動いているのは大きな黒い物体。
23日午前9時半ごろ、岩手県盛岡市を流れる中津川の河川敷にクマが現れました。
周辺は多くの住宅が立ち並ぶ市街地。通勤時間帯ということもあり、緊張が走ります。
そして、クマよけの爆竹が鳴らされました。
現場はJR盛岡駅からおよそ1キロ。河川敷に現れたクマは中津川に沿って北上。住宅街に逃げ込んだとみられます。
盛岡駅周辺の出没情報をまとめた地図を見ると、駅周辺2キロほどでの目撃は去年は4件でしたが、今年は25件と約6倍に増えています。
富山市では、住宅街に体長約80センチのクマの成獣1頭が出没。自治体の判断で猟銃が使える緊急銃猟によって、駆除されました。
同じころ、秋田県仙北市でも緊急銃猟が実施。一日に2度実施されたのは初めてのことです。
岩手大学 山内貴義准教授
「里の人間の食べ物とかを自分の餌(えさ)として執着している個体が非常に多いので、そういった個体はもしかしたら、なかなか寝ないで、結構遅くまで里周辺をうろつく」
「町中に居ついてしまったクマが、いつまでも冬眠せずに、町中を徘徊(はいかい)するということがもしかしたら起きるかも。最終的にはどこかで冬眠はする」
「里の人間の食べ物とかを自分の餌(えさ)として執着している個体が非常に多いので、そういった個体はもしかしたら、なかなか寝ないで、結構遅くまで里周辺をうろつく」
「町中に居ついてしまったクマが、いつまでも冬眠せずに、町中を徘徊(はいかい)するということがもしかしたら起きるかも。最終的にはどこかで冬眠はする」
(「グッド!モーニング」2025年10月24日放送分より)
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