クマ襲撃騒動で飲食店に影響「客足はかなり鈍くなった」 警察要請で営業自粛も「補償はない」

　20日、秋田県湯沢市でクマが4人を相次いで襲い、民家に居座るという騒動が発生した。　　

【映像】クマが自動ドアを開けて侵入する様子（実際の映像）

　そんなクマの影響は飲食店にも及んでいる。現場近くの寿司店店長は「お客さんの客足はかなり鈍くなった」「やっぱり怖いですよね」と話した。

　スナックの店主は「20日の昼過ぎに警察署から電話かかってきて、『自粛をしてほしい』と言われたので、営業しようかと考えていたが、スタッフとお客様の安全確保のためにお休みにした」と明かした。さらに、警察署からの要請だったが「休むかどうかはお店の判断に委ねるということなので、補償はない」と説明した。

　このスナックはオープンして10年を迎えるお店で、営業自粛はコロナ禍以来だったという。「20日から初出勤の子が決まったばかりだった。しょうがないからお休みしてもらった……」（スナックの店主）

　現場を取材したABEMA的ニュースショーのディレクターによると「営業の自粛要請が警察署から来ていて、あくまで要請ということで補償がなく痛手となってしまう。店を休むのか悩ましかったという声が非常に多く聞こえた」という。

（『ABEMA的ニュースショー』より）