「トイレでスマホを使うと痔になりやすい」という調査結果が発表された。
アメリカの研究チームが大腸内視鏡検査を受ける成人を対象にアンケートを行ったところ、およそ3人に2人がトイレの中で日常的にスマートフォンを使うと回答。このうちおよそ4割の人はトイレで5分以上過ごしていたという。
さらに、医師が対象者の健康状態を調べたところ、トイレにスマホを持ち込む人は、持ち込まない人に比べて痔のリスクが46パーセント高いことも分かった。
実際どうなのか。街の声を聞いてみると「トイレにスマホは毎回持っていきます」「100%持っていきます」「なるべくも持ち込まないようにしているんですけど、持っていってしまいます」と多くの人がトイレにスマホを持ち込んでいた。中で何をしているのか。「TikTokとかSNS系を見ていることが多いですね」「LINEを返したり、TikTokを見ています」「動画を見たり、音楽を聴いている途中でそのまま持っていくみたいな」といった声が聞かれた。
取材ではほとんどの人がトイレでスマホを使っているようだったが、なぜそれが痔につながるのか。
肛門のスペシャリスト、後楽園胃腸内視鏡クリニック大和彩乃院長は「トイレに長く座っていた分、肛門に負担がかかり痔になりやすい」と語る。
「トイレでスマホを使って座っている状態は、無意識に排便前の姿勢になって、無意識にいきんでいる状態になってしまう。そもそもお尻に負担がかかることによって痔になりやすくなるので、(スマホを見る姿勢によってお尻に)負担がかかっている状態は痔になりやすくなる」(大和院長)
男女比については「男性、女性ともにあるが、特に女性に関しては、産後の方は痔でお悩みの方が多い」という。
さらに、トイレでスマホを使うと長時間になりがちだが、大和院長は「私はトイレの時間は早い。すぐ出る」と語る。そのコツは「便意を感じてからトイレに行くというのが大事だ」と述べた。
これを聞いた千原ジュニアは「それで何度も大惨事を招いている。」と告白。ドランクドラゴン鈴木拓も「トイレの前で漏らしたことがある。トイレの前が一番漏らす」と同意すると、ジュニアには「俺はこの前リビングで漏らした」と苦いエピソードを披露した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
