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26年前に起きた主婦殺害事件で逮捕された69歳の女が、どのような思いで生活していたのか供述しました。
26年間「毎日不安だった」
安福久美子容疑者(69)
「毎日不安でした。事件について報道も見られませんでした。事件発生日になると悩んで気持ちも落ち込んで沈みました。家族や親族がいるので、迷惑をかけられないし、捕まるのは嫌でした。警察が8月に来たので、捕まってしまうのを覚悟しました」
「毎日不安でした。事件について報道も見られませんでした。事件発生日になると悩んで気持ちも落ち込んで沈みました。家族や親族がいるので、迷惑をかけられないし、捕まるのは嫌でした。警察が8月に来たので、捕まってしまうのを覚悟しました」
1999年11月、高羽奈美子さんを殺害した疑いで逮捕された安福容疑者。
妻を奪われた夫・悟さん(69)は、この供述を静かに受け止めました。
「『枕を高くして寝かせないから早く自首してくれ』と言ってきた。想像したようにやっぱり悩んでいたと思うと、やってきたことは正しかったと思う」
悟さんは、安福容疑者とは高校の同級生でした。
「私の印象はすごくおとなしい感じで、どちらかというと暗いという感じでしたので。今でも人を刺せるなんてことは想像できないですね」
安福容疑者は、なぜ奈美子さんを狙ったのでしょうか。高校卒業後も、悟さんと複数回接触があったことが分かりました。
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          被害者に「申し訳ない」
安福容疑者は奈美子さんと面識はありませんでしたが、奈美子さんの夫・悟さんとは高校の同級生で、部活動も一緒でした。
悟さん
「バレンタインに手紙とかチョコレートをもらっていた。あなたとは交際できませんと傷つけることは言わなかった」
「バレンタインに手紙とかチョコレートをもらっていた。あなたとは交際できませんと傷つけることは言わなかった」
思いを断ち切ることができなかったのか、安福容疑者は悟さんの所属する大学の部活動の試合に、友人を連れて応援にきたこともあったといいます。
悟さんの通う大学の近くに一方的に押しかけ、トラブルになったことも分かっています。
2人が最後に会ったのは事件発生5カ月前、部活のOB会でした。
悟さん
「『結婚して頑張っている』という感じ。高校時代と雰囲気が変わったなと。元気になって良かったなという印象でしかなかったので、本当に今でも信じられない」
「『結婚して頑張っている』という感じ。高校時代と雰囲気が変わったなと。元気になって良かったなという印象でしかなかったので、本当に今でも信じられない」
警察の取り調べに容疑を認めている安福容疑者。奈美子さんに対しては「申し訳ないと思っている」と供述しているといいます。
悟さん
「悪いと反省してくれるなら、裁判をスムーズに一審で終わらせて、刑に服してもらいたい。早く裁判を終わらせることが、反省とともに遺族に対する誠意。最高裁までいかないようにしてもらいたい」
「悪いと反省してくれるなら、裁判をスムーズに一審で終わらせて、刑に服してもらいたい。早く裁判を終わらせることが、反省とともに遺族に対する誠意。最高裁までいかないようにしてもらいたい」
(「グッド!モーニング」2025年11月4日放送分より)
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