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■今夜は最も大きい満月「スーパームーン」
きょう5日(水)の月は、一年の中で最も地球に近い満月です。近づく分、少し大きく”スーパームーン”と呼ばれています。大きさの違いは人の目で見てわかるほどではないものの、秋の夜長に輝く満月は趣があるものですよね。
しかし、残念ながら東京では見ることが難しそうです。北日本や西日本の日本海側は問題なく見られますが、西日本から東日本の太平洋側は雲が多く、厳しいと思います。沿岸部は雨の降るところもある見込みです。
■太平洋側は雨で激しく降る所も
この雨雲はあす6日(木)にかけて東へ移ります。東京もきょう5日(水)のうちは降ってもポツッと程度で気づかないくらいかもしれませんが、あす6日(木)は傘の出番です。日中も雨雲が残るため、ヒンヤリと感じられそうです。
また、伊豆諸島では大雨の恐れがあります。先月、台風が2回続けて伊豆諸島を直撃し、崖崩れや復旧途中のところもまだあると思われます。激しい雨による土砂災害などに注意してください。
■台風シーズンは終わっていない
11月に入っても南の海上は騒がしく、現在台風25号が南シナ海を西に進んでいます。日本のはるか南には熱帯低気圧があり、あす6日(木)までに台風へと発達する見込みです。次に発生すれば26号。今年は平年をやや上回る発生数となります。
気になる進路ですが、勢力を強めながらフィリピンへ進む予想となっています。今のところ向こう5日は先島諸島で波の影響が心配される程度で、直接の影響はなさそうです。ただ、夏と比べて上空を流れる強い西風「偏西風」は南まで下りてきていて、来週後半に台風が転向する可能性が考えられます。そうなると日本列島への影響も大きくなるため、最新情報に注意が必要です。
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