1
26年前に名古屋市で起きた主婦殺害事件で、逮捕された女が被害者の夫が当時通っていた大学を一方的に訪ねていたことが分かりました。
「喫茶店で泣きつかれた」
被害者の夫・高羽悟さん（69）
「（妹に）兄さん『喫茶店で泣かれて迷惑した』と言って怒って帰ってきた。『あの女でしょう』と言われて、そこで思い出した」
「（妹に）兄さん『喫茶店で泣かれて迷惑した』と言って怒って帰ってきた。『あの女でしょう』と言われて、そこで思い出した」
安福久美子容疑者
1999年11月、高羽奈美子さんを殺害した疑いで逮捕された安福久美子容疑者（69）。被害者の夫・悟さんの高校の同級生で、同じ部活動に所属していました。
高校卒業後は別々の大学に進みましたが、安福容疑者が何度も悟さんに接触を試みていたことが分かりました。
被害者夫に好意寄せ続け？
高校卒業後も…
高校時代、夫の悟さんに好意を寄せていたとみられ、卒業した後に悟さんの通う大学を一方的に訪ねていたことが分かりました。
悟さん
「私が毎日練習しているコートに女性（容疑者）が立っていて。自分の練習終わるのを待っていたみたいで、待ってて話しかけてきた。しょうがないと思って、駅前の喫茶店だったと思うが、話したけど。そこでしくしく泣き出したので、私も言ったと思う。『さすがにここまでついてくるのは困る』と言ったと思うが、泣き出した」
「私が毎日練習しているコートに女性（容疑者）が立っていて。自分の練習終わるのを待っていたみたいで、待ってて話しかけてきた。しょうがないと思って、駅前の喫茶店だったと思うが、話したけど。そこでしくしく泣き出したので、私も言ったと思う。『さすがにここまでついてくるのは困る』と言ったと思うが、泣き出した」
40歳を過ぎたOB会で再会
高校では、同じ部活動だった2人。20年以上の時を経て、40歳を過ぎたOB会で再会しました。
事件の5カ月前に開かれたその会で、悟さんは容疑者の“変化”を感じ取っていました。
「すごく明るくなってよかったという印象」
「OB会の席で（元々）暗めの女性だったんで、それが何か『バリバリ仕事しながら家事もやって』と言っていたので、変に明るくなった。自分から『私一生懸命やっている』とアピールする子じゃなかったので。すごく明るくなってよかったという印象」
警察によりますと、凶器の刃物は容疑者が持ち込んだものとみられています。
警察は刃物を持った安福容疑者が突然訪れ、奈美子さんを刺した可能性があるとみています。
（「グッド！モーニング」2025年11月5日放送分より）
広告