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昨今、美術界では展示をきっかけに身バレやストーカー被害につながるリスクが懸念されている。
先日、 東京造形大学は卒業制作展「ZOKEI展」で希望する学生に限り、本名を表示せず「作家名」での展示を認める新ルールを導入した。
弁護士ドットコムによるとその理由について、東京造形大学の広報担当は「作風に特徴がある学生ほど、展示会場で個人が特定されるリスクがあります。さらに作品が写真に撮られ、卒業後に著名になった場合でも、過去の展示から個人が特定されるおそれがあります」と説明している。
そして今、美術界で問題になっているのがギャラリーストーカーだ。作品を通してその作家に興味を抱き、つきまといにまで発展するケースが問題視されているという。
「深刻な事件には至っていませんが、学生には非常時に教職員へ速やかに連絡するよう指導しています。状況に応じて教職員が臨機応変に対応し、安全を最優先に行動しています」(東京造形大学 広報担当)
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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