“NHK党”立花容疑者最新供述は

　10日、検察に身柄を送られた立花孝志容疑者（58）。10日午後、NHK党が会見を開き、立花容疑者の逮捕前の様子を明かしました。

逮捕を受けて「NHK党」が会見

「NHK党」の党首　立花孝志容疑者

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　午前10時前、神戸地検に身柄を送られた政治団体「NHK党」の党首・立花孝志容疑者。つい先ほど、党首の逮捕を受けて「NHK党」が会見を開きました。

NHK党　齊藤健一郎参院議員

NHK党　齊藤健一郎参院議員
「きのう早朝党首の立花孝志が大阪府の堺市内において逮捕されました。その後本日9時40分に、神戸地方検察庁へ身柄が送致されたと承知している。現在、党としては事実関係の詳細を慎重に確認している段階。関係各所、お騒がせしご心配をおかけしている皆さんに心よりおわび申し上げます」
「正直なところ逮捕ということはもちろん驚きは隠せないが、その事実だけを並べて見ていくと、特に想定外のことが起きたとまでは言えないので」
「（Q.警察の捜査は？）コールセンターのほうに家宅捜索が入って、押収品が何個か出ていると報告を受けている」
「（Q.（立花氏に）接見した弁護人からは？）特に何もないですね。『接見をしました』ということで、接見をしたうえで、担当の弁護士として現在、粛々と次の釈放に向けて手続きを進めていく形になるという報告だけ」
「有罪になるのか無罪になるのかも含めて、全く私自身予想がつかない」
「（Q.活動へのリスクについて）リスクがあるということに関しては、今回の兵庫県知事選挙のことだけではなく、立花孝志の一挙手一投足がいつでもリスクがあると思っている」

　質問に応じたのは「NHK党」唯一の国会議員・斎藤参院議員。記者からの質問は逮捕前、ドバイに渡航していたことについてにも及びました。

ドバイへの渡航について

「（Q.ドバイへの渡航について）まず党として認識をしていたかというと、認識をしていた。次の選挙、今後の政党のうちのあり方、行く末を担うと言って、張り切ってドバイに行ったので、党としても役員もみんな承知している。ドバイに行ってどんな話をしてきて何があったかというのは、動画上で話している限りで、それがSNS上で逮捕のきっかけになったみたいな話にはなっているが、それは事実かどうかは分からない」

　立花容疑者が立候補を表明していた伊東市長選。10日、立候補会見をする予定でしたが…。