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10日も、列島各地で4頭のクマが「緊急銃猟」で駆除されました。そうした中、空からの新たな対策も始まっています。
「緊急銃猟」1カ月で18件
山形県酒田市で撮影された写真。柿の木に登ったクマが写っていて、すぐ横には住宅が見えます。市は「緊急銃猟」を発令し、親子とみられるクマ3頭を駆除しました。
富山県砺波市では、住宅の敷地内にある納屋に体長およそ1メートルのクマが侵入。1時間居座りました。
納屋の所有者(71)
「ここを入っていった。中にいた。じっとしていた。まさか、うちに来るとは思わなかった」
「ここを入っていった。中にいた。じっとしていた。まさか、うちに来るとは思わなかった」
クマは、農機具などをしまう納屋の中で見つかりました。猟友会のハンターが小窓から猟銃を向けて駆除したということです。
先月15日に全国で初めて行われた「緊急銃猟」。10日までの実施件数は18件で、ペースは加速しています。
安全な場所から追い払い
そうした中、岐阜県では来週から新たなクマ対策が始まります。
ハンターが操縦しているのはドローン。手元のコントローラーの「音」というボタンを押すと「ワン、ワン」という犬の鳴き声が再生されます。
さらに、煙や音でクマを撃退する仕掛けもあります。
アエロジャパン 志村伊織代表
「クマがいる森の中に入らなくてもいい。安全な距離を保ちながら、ドローンを飛ばしてクマの追い払いができるのが大きなメリット」
「クマがいる森の中に入らなくてもいい。安全な距離を保ちながら、ドローンを飛ばしてクマの追い払いができるのが大きなメリット」
(「グッド!モーニング」2025年11月11日放送分より)
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