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すでに沖縄は11月1位の大雨 危険な状況続く
沖縄付近の前線が台風からの暖かく湿った空気によって活発化しています。きのう(火)の夜は沖縄に記録的短時間大雨情報が相次いで発表されました。きょう(水)にかけて雨量はさらに増えて11月の観測史上1位の大雨となっている所もあります。
【24時間雨量 (午前11時まで 最大)】
久米島(沖縄) 347.0mm 11月の観測史上1位
与那国島(沖縄) 221.0mm
久米島(沖縄) 347.0mm 11月の観測史上1位
与那国島(沖縄) 221.0mm
きょう(水)も沖縄付近には雨雲がかかり続け、奄美や九州南部でも降り方が強まりそうです。きょう(水)の夜以降はとくに雨雲が発達しやすい状況となり、大雨のピークはあす(木)の夜にかけてになりそうです。すでに11月中旬と冬に近づいていますが、南西諸島は暖かく湿った空気の流れ込みが強く、真夏のような大雨となる恐れがあります。気象庁のキキクルを活用するなど防災情報を意識してください。
【沖縄の予想雨量(多い所)】
12日朝〜13日朝 120mm
13日朝〜14日朝 100mm
12日朝〜13日朝 120mm
13日朝〜14日朝 100mm
高波や強風、竜巻などの突風にも警戒
台風が近づくということは風が強まり波も高くなる見込みです。あす(木)にかけて沖縄は瞬間的に30mの非常に強い風が吹き、波の高さは6mが予想されています。また、大気の状態が不安定となることで竜巻などの突風も発生しやすくなります。危険な場所に近づかず、できるだけ安全な場所でお過ごしください。
【沖縄の風と波の予想(13日にかけて)】
最大瞬間風速 30m
波の高さ 6m
最大瞬間風速 30m
波の高さ 6m
東京や名古屋で今季一の冷え込み
沖縄が台風の影響をうける一方、北日本から西日本は高気圧に覆われて朝からよく晴れています。晴れる朝は地上から上空に熱が逃げる放射冷却が効いて冷え込みが強まります。きょう(水)の朝は東京、名古屋、富山など東日本を中心に169地点で今季最も低い気温を観測しました。
【今季一の低い気温(12日朝)】
宇都宮 2.7℃
東京 8.1℃
名古屋 6.3℃
富山 5.6℃
宇都宮 2.7℃
東京 8.1℃
名古屋 6.3℃
富山 5.6℃
日中は晴れて気温が上がりますが、空気が乾燥します。東北や関東、西日本の各地に乾燥注意報が発表されています。火の取り扱いに注意して、のどやお肌の乾燥対策も心がけましょう。
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