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静岡県伊東市の田久保真紀前市長(55)が、来月告示される市長選挙に出馬する意思を固めました。田久保氏を含め、7人が乱立する事態になっています。
退職金を巡って異例の事態
田久保前市長
「慣れない仕事の中、本当に。ごめんなさい。職員の皆さんに本当にいろいろとサポートしていただいて。ありがとうございました。本当に」
「慣れない仕事の中、本当に。ごめんなさい。職員の皆さんに本当にいろいろとサポートしていただいて。ありがとうございました。本当に」
学歴詐称疑惑で2回目の不信任決議案が可決され、失職した田久保前市長。
「この先の進退につきましては、ご支援いただいている皆さんとよく話し合いながら、自身も向き合って決めていきたい」
来月7日に告示される市長選への出馬について、これまで明言を避けていましたが、13日に立候補する意思を固めたことが分かりました。
「支援者の意向なども聞いて決めた。市は課題が山積していて、やらなければいけないことをやっていく」
来週にも会見を開き、正式に再出馬を表明します。一方で、退職金を巡っては異例の事態になりました。
伊東市 近持剛史企画部長
「市長の退職金192万3750円につきましては、現在は支払っておりません」
「市長の退職金192万3750円につきましては、現在は支払っておりません」
これは学歴詐称疑惑に伴い開かれた百条委員会が「虚偽の証言」をしたとして、田久保氏を刑事告発したためです。
市の条例では、市長が在職中の行為で犯罪の疑いがある時、退職金の支払いを一時的に差し止められると定められています。
近持企画部長
「(田久保前市長に)何か意見があれば伺いたいと通知を差し上げましたけど、『その通り進めてもらっても構わない』という文章をいただきましたので、こちらの調査を踏まえて検討していきたいと思っています」
「(田久保前市長に)何か意見があれば伺いたいと通知を差し上げましたけど、『その通り進めてもらっても構わない』という文章をいただきましたので、こちらの調査を踏まえて検討していきたいと思っています」
伊東市長選挙には田久保氏の他に、新人と元職の5人がすでに出馬を表明しています。また、元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕された「NHK党」党首の立花孝志容疑者(58)も逮捕前に立候補の意思を明らかにしています。
(「グッド!モーニング」2025年11月14日放送分より)
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