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群馬県前橋市の小川晶市長(42)が既婚の男性幹部職員とホテルで何度も会っていた問題で、14日に市長は公開の場で初めてとなる市民との対話集会に臨みました。
念入りリハーサル 問いかけには…
公開対話集会の開始前、数枚のA4用紙を片手にリハーサルを行う前橋市の小川市長。開始5分前、「どういう説明をする?」といった番組の問いかけに対し、無言で立ち去ります。
14日、小川市長と市民との対話集会には240人の申し込みがありましたが、実際の人数はそれを下回りました。
「ホテルで何を」厳しい質問も
小川市長
「特定の職員と複数回ラブホテルに行ったことが、結果として大きな大きな誤解を生んでしまいました。不適切な場所を選んでしまった私の判断が、公人としての自覚を欠いていたことについて、申し開きができないことだと深く反省をしています。本当にごめんなさい」
「特定の職員と複数回ラブホテルに行ったことが、結果として大きな大きな誤解を生んでしまいました。不適切な場所を選んでしまった私の判断が、公人としての自覚を欠いていたことについて、申し開きができないことだと深く反省をしています。本当にごめんなさい」
対話集会は小川市長からの説明に30分、質疑応答に1時間の予定でしたが、30分オーバーする白熱したものとなりました。
ホテルで何をしていたのか、市民が詰め寄りました。
市民
「相談だけしているとすれば、ホテルの設備の利用はなかった?」
「相談だけしているとすれば、ホテルの設備の利用はなかった?」
小川市長
「弁当を食べたりしていたので、電子レンジなどは使った。手も洗ってタオルなどは使った。ベッドは使ってはいないですが、腰かけたりしているので、ベッドに座ってというのはありました」
「弁当を食べたりしていたので、電子レンジなどは使った。手も洗ってタオルなどは使った。ベッドは使ってはいないですが、腰かけたりしているので、ベッドに座ってというのはありました」
ベッドは座るために使ったと説明。質疑応答では賛否の声が激しくぶつかりました。
市民
「小川市長、自信をもって強く走り続けてください!今後の考え方を皆さんに聞かせてやってください」
「小川市長、自信をもって強く走り続けてください!今後の考え方を皆さんに聞かせてやってください」
小川市長
「皆さんと約束した内容をしっかりとこの4年間で実現をしていかなければならないと感じておりますので、急いで進めていくことが、私のやるべきことだと思う」
「皆さんと約束した内容をしっかりとこの4年間で実現をしていかなければならないと感じておりますので、急いで進めていくことが、私のやるべきことだと思う」
市民
「頑張ってくださ〜い!」
「頑張ってくださ〜い!」
市民
「今回のことは許される間違いなのか、許されないのか」
「今回のことは許される間違いなのか、許されないのか」
小川市長
「許される間違いかどうか…市民の皆さんに不安だとか不満だとか疑念だとか、与えてしまっているという意味では、私の中では最終的には市民の皆さんに判断していただくものだと思う」
「許すことができない人もいるだろうし、できるという人もいるという状況」
「許される間違いかどうか…市民の皆さんに不安だとか不満だとか疑念だとか、与えてしまっているという意味では、私の中では最終的には市民の皆さんに判断していただくものだと思う」
「許すことができない人もいるだろうし、できるという人もいるという状況」
市民
「小川市長の考えを聞かせてください」
「自分の意見、言いなさいよ。人の意見じゃなく」
「小川市長の考えを聞かせてください」
「自分の意見、言いなさいよ。人の意見じゃなく」
小川市長
「私としてはしっかりと反省のうえに許していただきたいと思っている」
「私としてはしっかりと反省のうえに許していただきたいと思っている」
市民
「許されることだとおっしゃっているんですね?」
「許されることだとおっしゃっているんですね?」
小川市長
「許していただきたいと思っています」
「許していただきたいと思っています」
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進退問う声 不信任案提出も
一番多かった質問は、小川市長の進退についてです。
市民
「一刻も早く辞任をしていただきたい。一刻も早くです」
「不信任決議案が今月27日に出される。辞職しますか?解散をしますか?」
「一刻も早く辞任をしていただきたい。一刻も早くです」
「不信任決議案が今月27日に出される。辞職しますか?解散をしますか?」
前橋市 近藤好枝市議
「直ちに市長職を辞していただくよう、勧告させていただきます」(13日)
「直ちに市長職を辞していただくよう、勧告させていただきます」(13日)
13日、市議会は7会派が辞職を求める2度目の申し入れを提出。辞職しない場合、今月27日にも不信任決議案を提出する考えです。
14日に定例会見を行った群馬県の山本一太知事(67)はこう述べました。
「100%賛同する。まず前橋市民、有権者27万人いる。この600人の意見を聞いたから、前橋市民の意見を聞いたことにはならない」
小川市長は市民との対話で今後を決めていきたいと話していました。
「不信任決議案が出たらどうするのか。今の段階では私のなかで、そういった結論は出ていません。どうしたら一緒に前橋を進めていけるかどうか、そこを今考えさせていただきたい」
今回の説明で市民は納得できたのでしょうか?
前橋市民(70代)
「(Q.対話集会後どうだった?)言い訳に徹している。自分でいいのかどうか、市民に聞いた方がいい」
「(Q.対話集会後どうだった?)言い訳に徹している。自分でいいのかどうか、市民に聞いた方がいい」
前橋市民(70代)
「信じているから、継続してやってほしい」
「信じているから、継続してやってほしい」
対話集会は15日午後1時からも開催される予定です。
(「グッド!モーニング」2025年11月15日放送分より)
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