社会

ABEMA NEWS

2025年11月17日 11:30

「死ぬと思った」クマ撃退のラーメン店従業員、生死を分けた“大外刈り”「一発目顔をやられて…あと数ミリで目をえぐられていた」

「死ぬと思った」クマ撃退のラーメン店従業員、生死を分けた“大外刈り”「一発目顔をやられて…あと数ミリで目をえぐられていた」
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 青森県・三戸町のラーメン店で従業員がクマに襲われる事態が発生。「麺工房てんや」の男性従業員(57)が壮絶な体験を語った。

【映像】男性が襲われたラーメン店の様子

「死ぬと思った。あと数ミリ違ったら眼球をえぐられていた」(男性従業員、以下同)

 事件は11月9日の午前5時に起きた。男性がラーメンの仕込みをするため、ガス栓を開けに店の外に出たところ、体長約1メートルほどのクマと遭遇。男性は「初めは分からなかった。何かモコモコってきたから見たら……『あ!!』と。一発目、顔をやられて、その後あばらをやられて。折れてるみたいで……」と明かした。

 男性はすぐさま応戦した。「がんがんがんって殴ったけど、セメントか何かを殴っている感じ。人じゃない。大外刈りのように足を引っ掛けてガンっと倒すようにして。クマがゴロンと転がって、そのまま逃げていった」。

 男性はクマを撃退後、血を流しながらもスープの仕込みを続行。それを見たオーナーが救急車を呼んだという。「あと数ミリ違ったら(目を)えぐられていた。医師からやられたところを流水で洗ったのは正解だと言われた。痛いけど、もう痛いとか我慢してでもがちゃがちゃ洗ってやらないとダメ」。男性は医療従事者として働いた経験があったため、このような処置を行ったという。また、男性には格闘技経験は無いそうだ。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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