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セクハラ問題で不信任案の採決を控えた沖縄県南城市の古謝市長が突然、辞職届を提出しましたが、議会は17日に不信任案を可決しました。
議会では17日、被害者の夫からのメッセージが読み上げられました。
被害者の夫のメッセージ
「もう何度目の不信任決議ですか。『こんなことになるなら、被害を申告しなければよかった』と嘆く妻を見ていると毎日が本当につらいです」
「もう何度目の不信任決議ですか。『こんなことになるなら、被害を申告しなければよかった』と嘆く妻を見ていると毎日が本当につらいです」
古謝市長への不信任決議案が賛成多数で可決されました。
今年5月、職員らにセクハラを繰り返していたことを第三者委員会によって認定されていました。不信任決議案は5回目。9月に可決された際、古謝市長は議会を解散します。その後の市議会議員選挙で20人中18人が不信任案への賛成を表明して当選しました。
2回目の可決による失職を目前に、古謝市長は16日に突然、辞職届を提出。決議か辞職か。議会は対応を迫られます。
安谷屋正議長
「(辞職届を)受理はしていますけど、議会には上程しないということ。承認しないというか、不信任決議を優先するということです。市民の思いはそこにあるだろうということです」
「(辞職届を)受理はしていますけど、議会には上程しないということ。承認しないというか、不信任決議を優先するということです。市民の思いはそこにあるだろうということです」
議会は不信任案の採決を選択しました。市長の座に約15年。古謝氏は職を失いました。次の市長選は来月21日に行われます。
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