今シーズン一番の寒気が流れ込んでいて、雪のエリアが北海道で拡大しています。小樽などは17日も吹雪となりました。
早くも除雪車が稼働
視界不良になるほどの大粒の雪となった北海道小樽市。この時はまだ、地面がぬれていただけですが、たった10分もしないうちに、道路に雪が積もり始めました。
小樽市では17日に6センチの積雪を観測。午後6時45分には植木の上にうっすらと積もる雪や、歩道を通る人影が見えていましたが、20分後…。辺りは白くかすみ、街灯やイルミネーションなどの光だけが浮かび上がっています。
小樽では17日、今シーズン最低となるマイナス1.2℃を観測しました。
「きのうはまだましで雪とか全然降ってなくて…」
「きょうめっちゃ寒い…」
「極寒、さむーいってなって」
「(Q.こんなに寒くなるって思わなかった?)思わなかった」
「(Q.11月ですもんね)ほんとに…」
旭川市でも、真っ白な道路に横から吹き付ける雪。視界が悪い中運転するタクシードライバーは、このように話します。
「(Q.これ今スタッドレス?)スタッドレスタイヤ4本入っています。雪の降り始めと溶けた後が一番危ないですよね」
17日午後6時38分の旭川市内。歩道にはうっすら雪が積もっているのが分かります。しかし、それからたった5分後。吹雪で視界は真っ白になり、ほとんど何も見えない状態に。かろうじて影となった大粒の雪が、横殴りになっているのが分かります。
石狩市の海のほうを見ると、白波が高く立っています。
17日は北日本各地で強い風が吹き、冬の嵐に。砂浜では砂が風に巻き上げられます。
留萌市では白波が防波堤を打ち付け、ふわふわと冬の風物詩「波の花」が舞います。
雲がどんよりとした町に雪が降り始め、やがてヘッドライトに照らされた雪は横殴り状態に。
道路まで一面真っ白な銀世界となったのは、青森県の酸ケ湯温泉。17日も雪が断続的に降り続き、早くも冬景色に。酸ケ湯の積雪は18日午前4時までに47センチ。早くも除雪車が稼働する様子も見られました。
吹雪に観光客悲鳴「全身で感じてます」
観光客でにぎわう北海道小樽市。観光客が写真撮影をする中、雪がちらつき始めます。
「寒いです」
「7枚くらい着てるんで中に。静岡じゃそんな枚数着ない」
気温計が3.6℃を示す中、ミニスカートの女性。
「本当寒くて…」
「(Q.その動きはなんの動きなんですか)寒すぎて!震えが止まんない。こんな寒いと思わなかった」「まさか雪が降るとは思わなかったです」
雪がちらついていた小樽も、夜になると一変。大粒の雪が降り、地面は真っ白に。雪が横殴りに吹き付ける中、小樽運河のイルミネーションで写真を撮る観光客たち。気温計を撮る女性の髪には、びっしりと雪がついています。
「(Q.どうですか?これぐらい降って)最高」
「高知は雪があんまり降らないんで」
東京から来た娘
「雪を全身で感じています」
寒そうに身を縮こませる母親のかばんは、まるで冷凍庫の霜のように雪がこびりついています。
こちらは、台湾からハネムーンで来た観光客。
吹雪に耐えかね、目出し帽をかぶる妻。
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年11月18日放送分より)








