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この3連休、全国各地で紅葉が見頃を迎え、多くの人でにぎわいました。一方で、写真撮影のために車道にはみ出すなど危険な行為が相次いでいます。
イチョウ並木 3連休に観光客殺到
幻想的に彩られた紅葉を楽しみながら記念撮影をする人たち。東京・神宮外苑のイチョウ並木では3連休からライトアップが始まり、夜も多くの観光客でにぎわっています。
19歳
「この間、ライトアップする前に来ちゃって、ライトアップしたので、もう一回来ようと思って来ました」
「きれいでびっくりしました」
「たくさん良い写真も撮れました」
「この間、ライトアップする前に来ちゃって、ライトアップしたので、もう一回来ようと思って来ました」
「きれいでびっくりしました」
「たくさん良い写真も撮れました」
およそ300メートルにわたるイチョウ並木は「黄金ロード」とも呼ばれ、外国人観光客も訪れる人気スポットとなっていますが、ある問題が…。
バイクと一緒に車道の真ん中で撮影している男性がいます。クラクションは鳴らされていますが、全くどく素振りはありません。
車道のど真ん中を歩いている人もいます。車が通れなくなっています。
驚きの光景を目撃した人は…。
20代
「モラルが…」
「ひかれちゃうよ。(車道の)真ん中を歩いていた。歩いたことない、あんな所。びっくりした」
「車の人も大変ですね」
「モラルが…」
「ひかれちゃうよ。(車道の)真ん中を歩いていた。歩いたことない、あんな所。びっくりした」
「車の人も大変ですね」
フィリピン人観光客(20代)
「道路の真ん中が一番きれいに撮れる場所だと思ったけど、私たちはやりませんでした。安全のために外側で撮りました。ルールだから、ちゃんとルールは守らないとね」
「道路の真ん中が一番きれいに撮れる場所だと思ったけど、私たちはやりませんでした。安全のために外側で撮りました。ルールだから、ちゃんとルールは守らないとね」
車道に飛び出して撮影する人たち。道路交通法では、歩道と車道が区切られている道路で車道を歩くことは原則、禁止されています。
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警察注意にも開き直り
現場には警察官も出動し、注意を呼び掛けますが…。
警察
「歩道で撮影をお願いします。歩道で撮影を。車道に出ての撮影をやめて下さい」
「歩道で撮影をお願いします。歩道で撮影を。車道に出ての撮影をやめて下さい」
警察車両が通り過ぎた隙に撮影を試みる女性。車がすれすれを通って行きます。
女性に話を聞くと…。
「(Q.車道に出てはいけないことは?)知っています」
「(Q.どうして出てしまった?)ちょっと危ないですね」
「(Q.歩道だと撮れない?)撮れるけど、人がいっぱいいるから」
「(Q.危ないんで気を付けて下さい)気を付けます」
「(Q.どうして出てしまった?)ちょっと危ないですね」
「(Q.歩道だと撮れない?)撮れるけど、人がいっぱいいるから」
「(Q.危ないんで気を付けて下さい)気を付けます」
近くでは、車道でツーショットを撮る外国人観光客もいます。
「(Q.車道はダメです)ここまで?」
「(Q.歩道だと何が嫌?)ビュー(景色)があまり良くない。できれば(紅葉が)きれいな時は道は車ストップすれば良いと思う」
「(Q.歩道だと何が嫌?)ビュー(景色)があまり良くない。できれば(紅葉が)きれいな時は道は車ストップすれば良いと思う」
違反する撮影者の多くが「両脇にイチョウが映る写真を撮るためには、車道に出るしかない」と主張します。
東京都は警備員を配置し、午後1時から午後9時ごろまでは、車両の通行止めを行うなど対応に追われています。
車道に出て撮影できる時間帯を設けているのにもかかわらず、それ以外の時間帯で危険な撮影をする人たちが後を絶ちません。
こうした現状に都の担当者は次のように話します。
「交通ルールを守り、安全第一で楽しんでほしいです。違反をするのは、両脇にイチョウが映る構図で撮影するためだと思いますが、近場では東京駅の前であれば、同じような構図の写真を歩道から撮れるので、そちらもぜひオススメしたいと思います」
(「グッド!モーニング」2025年11月25日放送分より)
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