社会

2025年11月26日 12:16

今シーズンの冬の傾向は? 12月からは寒気が長期滞在型へ 大雪警戒

今シーズンの冬の傾向は? 12月からは寒気が長期滞在型へ 大雪警戒
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12月〜2月 冬の傾向は?

11月も残りあとわずか。市街地では落ち葉が目立ち、景色からも秋から冬への移り変わりを感じます。こうした中、きのう25日に気象庁から12月から2月にかけての3カ月予報が発表されました。
この冬は特に年明け1月の寒さと大雪に警戒が必要です。

月別で降水量をみると、特に1月に、北日本日本海側といった豪雪地帯で平年並みか多いと予想されていて、ドカ雪となる恐れがあります。1月は西日本や沖縄にかけても冬型の気圧配置が強まるタイミングがあり、西日本や沖縄・奄美では平年よりも寒くなる可能性があります。
今年は夏が長かった分、まだ冬への気持ちの切り替えができていないという方も多いかもしれませんが、12月に入ってからすぐにも本格的な冬を感じる天気となりそうです。

12月は荒天のち強烈寒気に

この先1週間は短い周期で低気圧が日本列島を通過する予想で、12月スタートの日も低気圧が急速に発達し、北日本では荒天となる恐れがあります。その後は強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置となる見込みです。11月は冬型の気圧配置となっても一時的でしたが、12月はじめからは少し傾向が変わり、冬型の気圧配置が数日間続く長期滞在型を予想をしているモデルもあります。

天気は周期変化
天気は周期変化

■寒気と寒波の違いは

寒気と寒波、違いはどれだけ低温な空気が日本列島上空に居座るかという点です。顕著な気温の低下をもたらすような寒気が、広い地域に2〜3日以上にわたって到来する場合を寒波と言い、影響もそれだけ大きくなります。
昨シーズンの初寒波は12月下旬とクリスマス前でしたが、今年はそれより早まることも考えられます。12月の到来とともに本格的な雪と寒さへ備えておきましょう!

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