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「コンプライアンス違反があった」として日本テレビの番組を降板、その後、活動を休止していた、元TOKIOの国分太一さん(51)が5カ月ぶりに公の場に姿を現しました。国分さんは当事者らへの謝罪とともに、自らのどの行動が違反にあたったのか「答え合わせをしたい」と繰り返しました。
「傷つけた当事者におわび」
元TOKIO 国分太一氏
「まず最初に、自らとった行動により傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、直接ではなくこのような形になり大変恐縮だが、おわびをさせてください。本当に申し訳ございませんでした」
「まず最初に、自らとった行動により傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、直接ではなくこのような形になり大変恐縮だが、おわびをさせてください。本当に申し訳ございませんでした」
国分太一さんは26日、自ら開いた会見で謝罪しました。
元TOKIO 国分太一氏
「苦楽を共にしてきた3人で作った会社の廃業。数日間で全てを失いました」
「苦楽を共にしてきた3人で作った会社の廃業。数日間で全てを失いました」
今年6月、コンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板が発表され、活動を無期限で休止中です。
元TOKIO 国分太一氏
「長年の活動の中で、立場と環境にあぐらをかいていた部分があった」
「長年の活動の中で、立場と環境にあぐらをかいていた部分があった」
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「答え合わせしたい」強調
降板理由となった具体的な言動については、プライバシー保護の観点から明かされていません。ただ、コンプライアンス違反については、会見で「思い当たることはあった」としています。そのうえで、10回以上繰り返したのが“答え合わせ”という言葉でした。
元TOKIO 国分太一氏
「私の取ったどの行動がコンプライアンス違反とされたのか。“答え合わせ”をさせていただき、事実を知り、本件と関係者にきちんと向き合いたい気持ちから、菰田弁護士に日本テレビと協議を続けていただいた」
「私の取ったどの行動がコンプライアンス違反とされたのか。“答え合わせ”をさせていただき、事実を知り、本件と関係者にきちんと向き合いたい気持ちから、菰田弁護士に日本テレビと協議を続けていただいた」
しかし、呼び掛けている“答え合わせ”に日本テレビは応じていないといいます。
国分氏の代理人 菰田優弁護士
「日本テレビから、関係者が国分さんの行動をどう受け取ったかに関する説明をいただけていない状況。処分が妥当かどうかは判断できない状況かなと思う」
「日本テレビから、関係者が国分さんの行動をどう受け取ったかに関する説明をいただけていない状況。処分が妥当かどうかは判断できない状況かなと思う」
国分さんは先月、日本テレビの手続きに瑕疵(かし)があったなどとして日弁連に人権救済を申し立てています。
元TOKIO 国分太一氏
「私は身動きができず、世の中から取り残されてしまった。私はこの間、自分でやれることをやろうとも考えた。また外部の専門家による研修を複数回受けさせていただいた。皆さんが当たり前として理解されている倫理や社会規範などの大切さを学ぶというもの」
(Q.「思い当たること」=コンプラ違反か)
「菰田弁護士や他の弁護士に意見を伺った。ハラスメントに該当し得る行為と意見をいただいたので、反省を繰り返しているところ。時代のアップデートをあまりしてこなかったと痛感」
「私は身動きができず、世の中から取り残されてしまった。私はこの間、自分でやれることをやろうとも考えた。また外部の専門家による研修を複数回受けさせていただいた。皆さんが当たり前として理解されている倫理や社会規範などの大切さを学ぶというもの」
(Q.「思い当たること」=コンプラ違反か)
「菰田弁護士や他の弁護士に意見を伺った。ハラスメントに該当し得る行為と意見をいただいたので、反省を繰り返しているところ。時代のアップデートをあまりしてこなかったと痛感」
日テレ「答え合わせ難しい」
日本テレビは、国分さんの会見を受けて。
日本テレビ
「ヒアリングで国分氏自らお話しされた内容だけでもコンプラ違反に該当し、降板していただくことを即断せざるをえないものでした。何よりも関係者が自分の身元を特定され“二次加害”がもたらされることに強い恐怖を感じております。その観点から“答え合わせ”は難しいと考えております」
「ヒアリングで国分氏自らお話しされた内容だけでもコンプラ違反に該当し、降板していただくことを即断せざるをえないものでした。何よりも関係者が自分の身元を特定され“二次加害”がもたらされることに強い恐怖を感じております。その観点から“答え合わせ”は難しいと考えております」
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