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報道ステーション

2025年11月27日 02:27

「私は決して犯人ではありません」初公判で無罪主張『餃子の王将』社長射殺事件

「私は決して犯人ではありません」初公判で無罪主張『餃子の王将』社長射殺事件
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2013年に『餃子の王将』の社長が射殺された事件の初公判が開かれ、被告は無罪を主張しました。

事件から12年。餃子の王将を展開する会社の社長だった、大東隆行さん(72)を拳銃で殺害した罪に問われている男の裁判が始まりました。

田中幸雄被告(59)

特定危険指定暴力団・工藤会系の組幹部、田中幸雄被告(59)。26日の初公判に紺色のスーツで出廷。はっきりとした声で起訴内容を否認しました。

田中幸雄被告
田中幸雄被告
「私は決して犯人ではありません。“決して”がつきます。任侠道を志す者として、濡れ衣の1つや2つ甘んじて受け入れますが、センセーショナルな事件までは到底承服できません」
検察側

検察側は、現場付近で見つかったたばこの吸い殻から田中被告と同じDNA型が検出されたことや、事件前日に被害者の自宅近くの防犯カメラに体格の似た人物が映っていたなどと指摘。しかし、直接的な証拠はなく、被告の“犯人性”が裁判の争点となっています。

弁護側

弁護側は「検察側の証拠はいずれも決め手にはならない」「被告は事件当日、福岡県にいた可能性がある」などと述べ、無罪を主張しています。

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